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    <title>古本ぺんぎん堂の作り方</title>
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    <description>この物語はある古本屋のHP開設に挑んだへっぽこ店主の記録である。全く無名の店が世界征服を成し遂げた奇跡（予定）を余すところなく日記化（笑）&lt;br /&gt;
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    <title>図書カード６年1組ぺんぺん＜１月２５日＞</title>
    <description>会社員生活は、なかなかに大変であるが、
老若男女（笑）いろんな人がいて、
（多分、オレが一番「老」に近いポジションか？！）
思いがけないことから、新しい本に出会えたりする。

一部の人には、
古本屋が本業であることを、別に隠してはいないんで、
時々、本...</description>
<content:encoded><![CDATA[
会社員生活は、なかなかに大変であるが、<br />
老若男女（笑）いろんな人がいて、<br />
（多分、オレが一番「老」に近いポジションか？！）<br />
思いがけないことから、新しい本に出会えたりする。<br />
<br />
一部の人には、<br />
古本屋が本業であることを、別に隠してはいないんで、<br />
時々、本に関する相談を受けたりすることも。<br />
<strong>「本屋さんで探してるけど、なかなか見つからない本がある」</strong><br />
とか<br />
<strong>「安く買いたいけど、古本でないかな？」</strong><br />
とか。<br />
<br />
年末に、先輩のＯ西さんから、<br />
「近くでは見つからない本があるんだけど、<br />
なんとかならないかなあ」<br />
というミッション発動。<br />
<br />
別に店の売り上げにならなくていいので、<br />
ざっと知ってる限りのオンライン古書店をサーチしてみたが、在庫なし。<br />
「新刊でいい」<br />
とのことだったから、<br />
今度は新刊のブックサイトで検索。<br />
３つや４つは会員登録してあるし、<br />
ほとんどが送料無料のところだから、見つかれば即買いの構え。<br />
できれば、１つの店で買っていっぺんに届くと、<br />
早く渡してあげられるんだけどな。<br />
<br />
幸い、Amazonで３冊とも発見し、プライムのお急ぎ便で取り寄せ。<br />
翌日には届いた。<br />
（この時期1ヵ月だけ無料お試し期間だったから、<br />
会員登録してたんだが、<strong>Amazonプライム</strong>なかなか便利だぞ）<br />
<span style="font-size:medium;">無事、ミッション完遂（コンプリート）</span><br />
<br />
このときの頼まれモノが、<span style="font-size:medium;"><strong>河治和香</strong></span>の本であった。<br />
先輩とはいえ、オレよりだいぶ年下の女子が楽しめる時代小説。<br />
これは、<br />
<span style="font-size:medium;"><span style="font-size:medium;">「要チェックや！」</span></span><br />
と<span style="font-size:medium;">彦一</span>が言っておる（笑）<br />
<br />
というわけで、ソッコー図書館の端末で予約を入れていた分が、<br />
まとめて届いた。<br />
久しぶりの記事は、１月後半の貸し出し記録で。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>＊図書カード６年1組ぺんぺん＊</strong></span><br />
<br />
<strong>「秋の金魚」河治和香<br />
「侠風むすめ　国芳一門浮世絵草紙（１）」河治和香<br />
「あだ惚れ 国芳一門浮世絵草紙（２）」河治和香<br />
「鬼振袖　国芳一門浮世絵草紙（３）」河治和香<br />
「浮世袋 国芳一門浮世絵草紙（４）」河治和香<br />
「命毛　国芳一門浮世絵草紙）５）」河治和香</strong><br />
<br />
デビュー作である<strong>『秋の金魚』</strong>も素晴らしいが、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>『国芳一門浮世絵草紙』</strong></span>が、もう最高にツボ。<br />
３日間で５冊ガチ読みしたうえ、<br />
もう１ターン再読。<br />
<br />
今日のピックアップは、この本で。<br />
<a href="images/kuniyosi.png" target="_blank"><img src="images/kuniyosi.png.300px.png" width="300" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#FF0000"><span style="font-size:medium;"><strong>『国芳一門浮世絵草紙（全５巻）』</strong>河治和香（小学館文庫）</span><br />
</span>（表紙画像は『侠風むすめ　国芳一門浮世絵草紙（１）』）<br />
<br />
まずは、ざっくり、あらすじ。<br />
<br />
<span style="color:#FF0000"><strong>歌川国芳</strong>は、<br />
稗史水滸伝の武者絵などで評判の上げ、<br />
同門の<strong>国貞</strong>と人気を二分する<strong>浮世絵師</strong>。<br />
だが、権威にこだわる国貞と違い、<br />
職人気質の国芳は、「先生」と呼ばれるのが大嫌いで、<br />
（顔が平べったいのといつもヒラヒラ遊び呆けている様子から）<br />
弟子にさえ<strong>「ヒラヒラ」</strong>と呼び捨てされている。<br />
ヤクザ者のなれの果てのような弟子達と玄冶店の借家で絵を描き、<br />
気が乗らないと吉原に居続ける放蕩者であった。<br />
<br />
娘の<strong>登鯉</strong>（とり）は、刺青が大好きで、<br />
（当時の浮世絵師の大きな副業は刺青の下絵描きだった）<br />
博奕場にも平気で出入りするような<strong>＜侠風（きゃんふう）＞</strong>な美少女。<br />
そして、幼い頃から、父の工房で絵を描き始め、<br />
今では立派に仕事をこなす女絵師でもある。<br />
<br />
<strong>天保の改革の嵐、<br />
黒船の来航、<br />
安政大地震、</strong><br />
揺れる世の中でも、<br />
機転とユーモアで話題作を次々と生み出す、<br />
鉄火肌の浮世絵師・国芳と、脳天気な弟子たち。<br />
そして娘盛りを迎えた登鯉に訪れる、男たちとの出会いと別れ。<br />
次第に明らかになる出生の謎。<br />
<br />
江戸っ子の稚気と覇気にあふれた浮世模様を<br />
登鯉の目線で描く、<br />
ほのぼの楽しく、ときに切ない連作時代小説。</span><br />
<br />
ほんと、おもしろかったなあ。<br />
<br />
いい意味で、<br />
<span style="font-size:medium;">「ドラマチック」＝「ドラマ的」</span><br />
なんだよな。<br />
各話を２時間ドラマとかにしたら、<br />
キャスティングさえ間違えなければ、<br />
すごくいいものになると思わせる。<br />
大人の娯楽だった古き良き昭和の時代劇や映画みたいな。<br />
国芳と、<strong>遠山左右衛門尉景元</strong>（つまり『遠山の金さん』）<br />
を絡ませるなんて、すごいではないか。<br />
<br />
これは、作者の経歴から来るものかもしれない。<br />
河治和香さんは、小さい頃から時代劇が大好きで、<br />
シナリオ作家を目指しながら、<br />
（別名で何作か映画脚本を手がけている。<br />
ただし、不本意ながらアイドル映画）<br />
日本映画監督協会の職員として働き、<br />
数多くの監督たちの強烈な個性に触れ、<br />
彼女の中で、<br />
「語り手」として一番大切な資質が磨かれていったのではないか、<br />
という気がする。<br />
<br />
そこに、着物や浮世絵といった「和」への傾倒、<br />
江戸っ子であることが、<br />
さらに「時代小説」へと彼女を向かわせたのかな、と思う。<br />
これは、小説界にとっては僥倖と言える。<br />
<br />
こんなに江戸の庶民の暮らしが、<br />
生き生きとリアルに描かれている小説には、<br />
なかなかお目にかかれないからだ。<br />
<br />
読み終わってみれば、<br />
これだけのものを書くには、<br />
いったいどれほどの文献を読み込んだんだろう、<br />
と驚嘆するが、<br />
時代背景を説明する地の文に、<br />
「いかにも勉強しました」という付け焼き刃感や説明臭さが全くない。、<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「この人は現代にありながら江戸に生きてる人だ」</strong></span><br />
<br />
主人公が、浮世絵師だという共通点を抜きにしても、<br />
<strong>杉浦日向子</strong>の<strong>『百日紅』</strong>に通じる読後感。<br />
<br />
江戸時代に自分自身がタイムスリップしたように、<br />
登鯉と一緒に江戸の町を歩いているように、<br />
物語の世界に没入できる幸福。<br />
<br />
「歴史」が決して教科書の中の出来事でも、<br />
暗記すべき年号や人名の羅列でもなく、<br />
自分と同じような「人間」の日々の営みの集積であることを、<br />
優れた時代小説は教えてくれる。<br />
<br />
<strong>◆２０１２年図書館本・・・現在１４冊◆</strong>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>図書カード6年1組ぺんぺん</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-25T23:14:41+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=875438</link>
    <title>開店中＜巡る女＞</title>
    <description>今日は、お小遣いで買った新刊の中から、
もうひとつ紹介しておきたい本のことを書いてみる。

あい。大好きな山本甲士さんの本であるよ。

山本さんは、
図書館で借りて感想文を書いてさえ、
「自作を紹介してくれてうれしい」
と快くコメントまでくださったりす...</description>
<content:encoded><![CDATA[
今日は、お小遣いで買った新刊の中から、<br />
もうひとつ紹介しておきたい本のことを書いてみる。<br />
<br />
あい。大好きな<strong>山本甲士</strong>さんの本であるよ。<br />
<br />
山本さんは、<br />
図書館で借りて感想文を書いてさえ、<br />
「自作を紹介してくれてうれしい」<br />
と快くコメントまでくださったりする方なのだが、<br />
ずっとずっと書き続けていただきたいので、<br />
発売からずいぶんと時間の経った本を新刊で買うのは、<br />
古本屋として抵抗があるにしても、<br />
最新刊なら自腹で買って、<br />
多少なりとも印税に貢献を（笑）<br />
と思ったりした新年。<br />
<br />
さっそく買った新刊は、<br />
<br />
<a href="images/meguruonnna.jpg" target="_blank"><img src="images/meguruonnna.jpg.300px.png" width="208" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#9933FF"><span style="font-size:medium;"><strong>『巡る女』</strong>山本甲士（中公文庫）</span></span><br />
<br />
まずは、恒例のざっくりあらすじ。<br />
<br />
<span style="color:#9933FF"><strong>魚貫めぐる</strong>は、<br />
人よりテンポが遅く、<br />
ずっと<span style="font-size:medium;">消去法的生き方</span>をしてきた女の子。<br />
小さい頃から決断力に欠けていた彼女は、<br />
これといって夢もやりたいこともなく、<br />
一応進学校と呼ばれる県立高校、県立大学に進学し、<br />
消去法で選んだ法学部では勉強に熱が入るわけもなく、<br />
就職先もどういう道に進むか決めることもできないまま、<br />
５０社ほどの民間企業を受けたがすべて不採用。<br />
ターゲットを<strong>地方公務員試験</strong>に切り替えたのも、<br />
一次試験の内容が法学部で学んだ内容でなんとかなりそうだから、<br />
という、これまた消去法。<br />
<br />
そんな彼女にも、いつかは、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「選択を迫られる時」</strong>が来る。</span><br />
<br />
電車とバスを乗り継いだ先にある<strong>早浦市役所</strong>の二次試験を受けるため、<br />
自転車で家を出た１２年前の朝。<br />
急に降り出した雨のせいで、<br />
雑居ビルで雨宿りをした彼女には、<br />
<span style="font-size:medium;">３つの選択肢</span>があった。<br />
<br />
<strong>その１：（自転車を置いて）駅まで走る。<br />
その２：もう少しここで様子を見る。<br />
その３：今すぐタクシーを探す。<br />
（どこかで電話を借りるか、<br />
少し戻った場所にあるタクシー会社の営業所に飛び込む）</strong><br />
<br />
そして、物語は、<br />
それぞれの選択肢を選んだ、彼女の人生を描き出す。<br />
<span style="font-size:medium;">「走った女」<br />
「待った女」<br />
「戻った女」</span><br />
ほんの一瞬の選択は、<br />
その後の彼女にどんな人生を運んでくるのか？<br />
<br />
そして、どのような人生を送っても、<br />
彼女が辿り着く、大切なものとは・・・？</span><br />
<br />
以前に紹介した、<br />
<strong>『戻る男』</strong>と対をなすようなタイトル。<br />
<br />
あたしは、とにかく、<span style="font-size:medium;">「時」</span>をテーマにした小説に目がないんである。<br />
<br />
古今東西の<strong>タイムトラベルＳＦ</strong>は大好きだし、<br />
日本の作家さんなら、<br />
<strong>カジシン（梶尾真治）</strong>のタイムトラベルロマンス、<br />
<strong>大森望</strong>の編んだアンソロジーも愛読している。<br />
<strong>北村薫</strong>の<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>『時と人 三部作』</strong>（『スキップ』『ターン』『リセット』）</span><br />
もいいよねえええ。<br />
<br />
人は誰しも、<br />
今が幸福かどうかにかかわらず、<br />
<span style="font-size:medium;">「あの日あのとき、ああしなかったら、<br />
あるいは、こうしていたら、どんな人生を送っていただろう」</span><br />
って、考えてしまう生き物なんじゃないかと思うんだ。<br />
<br />
いつかは、<strong>「コールドスリープ」</strong>や<strong>「タイムマシン」</strong>が実現して、<br />
人が時を超えるときがくるかもしれない。<br />
だけど、今は、どんなお金持ちも権力者も、<br />
時をいじることはできない。<br />
それでも、人はいつか、「時」をさえ支配下に置いて、<br />
叶わないはずの夢を、自分の力で、叶えることを夢想する。<br />
<br />
その強欲さ、業の深さを、<br />
あたしはとても愛おしく感じる。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「時」の物語</span>を、大好きな作家さんが書いてくれたことがうれしい。<br />
<br />
でも、今まで書いてきたことと一見矛盾するかもしれないけど、<br />
山本さんの小説を評価する理由は、彼が、<br />
<strong>「変わった未来」</strong>ではなく<strong>「変わらない現実」</strong><br />
の方にむしろ軸足を置いてる、ことかもしれないな。<br />
<br />
<strong>『戻る男』</strong>では、<br />
結局、タイムトラベルはニセモノで、<br />
変わったのは、過去の出来事ではなく、主人公の心であったし、<br />
<strong>『巡る女』</strong>でも、<br />
選択で変わった人生よりも、<br />
どんな生き方であっても、主人公が書き上げる「一つの物語」が、<br />
一番大切なものとして描かれている。<br />
<br />
ＳＦやファンタジーで感じるカタルシスも素晴らしいけれど、<br />
奇跡や魔法や科学に頼らず、<br />
人が人の手で成し遂げた何かにも、<br />
きっと意味がある。<br />
そう感じさせてくれるから。
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店のこと</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-18T21:15:08+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=875192">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=875192</link>
    <title>ぺんぺんのお小遣い帳＜１月前半＞</title>
    <description>年の初めというのは、
なんだか気が大きくなって、
ついつい本も大盤振る舞い。

「んー、自分にお年玉？」

・・・って、なんだかんだ理由をつけて、
いつでも、本は買っているくせに（笑）

では、１月前半の自腹新刊買いの記録を。

＊ぺんぺんのお小遣い帳...</description>
<content:encoded><![CDATA[
年の初めというのは、<br />
なんだか気が大きくなって、<br />
ついつい本も大盤振る舞い。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「んー、自分にお年玉？」</span><br />
<br />
・・・って、なんだかんだ理由をつけて、<br />
いつでも、本は買っているくせに（笑）<br />
<br />
では、１月前半の自腹新刊買いの記録を。<br />
<br />
<span style="color:#FF6666"><span style="font-size:medium;"><strong>＊ぺんぺんのお小遣い帳＊</strong></span><br />
<br />
<strong>「秘密　トップ・シークレット（１０）」清水玲子</strong>（白泉社ＪＥＴＳコミックス）８９０円<br />
<strong>「ＬＯＶＥＬＥＳＳ（１０）」高河ゆん</strong>（一迅社ZEROSUMコミックス）５８０円<br />
<strong>「バンビ〜ノ!ＳＥＣＯＮＤ（９）」せきやてつじ</strong>（小学館ビッグスピリッツコミックス）５５０円<br />
<strong>「とめはねっ！　鈴里高校書道部（９）」河合克敏</strong>（小学館ヤングサンデーコミックス）５５０円<br />
<strong>「みみっく（７）（８）」深見じゅん</strong>（講談社ＫＣＢＬ）各４４０円<br />
<strong>「数寄です！（壱）（弐）」山下和美</strong>（集英社）各８８０円<br />
<strong>「巡る女」山本甲士</strong>（中公文庫）６２０円<br />
</span><br />
<br />
今回のピックアップは・・・<br />
<br />
<a href="images/sukidesu1.jpg" target="_blank"><img src="images/sukidesu1.jpg.400px.png" width="276" height="400" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#FF6666"><span style="font-size:medium;"><strong>『数寄です！（壱）（弐）』</strong>山下和美（集英社）</strong></span></span><br />
<br />
紀伊國屋さんで見つけたものの、最新刊である弐巻しかなく、<br />
思わず、Ａｍａｚｏｎプライムのおいそぎ便で取り寄せてしまった。<br />
だって、すっごくおもしろそうな匂いがしたんだもん。<br />
<br />
そして、その予想は裏切られることなく・・・<br />
というより、思った以上にハマってしまったうえ、<br />
なぜか、大号泣までしてしまう。<br />
全体的には楽しい読み物であるのに。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「どんな本なの？」</span><br />
と思ったあなたのために、<br />
まずは、ざっくりあらすじ紹介。<br />
<br />
<span style="color:#FF6666">サブタイトルは、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「女漫画家　東京都内に数寄屋を建てる」</strong></span><br />
建築家・<strong>蔵田徹也</strong>氏との運命的な出会いにより<strong>「和」</strong>の心に目覚めた<strong>山下和美</strong>は、<br />
東京都内に<span style="font-size:medium;">一戸建ての数寄屋</span>を建てようと思い立つ。<br />
それは彼女にとっての<strong>人生改革プロジェクト</strong>であった。<br />
<strong>『天才　柳沢教授の生活』</strong>や<strong>『不思議な少年』</strong>で、<br />
人間を描く続けてきた作者が<br />
トラウマと向き合い赤裸々に自分を描き出す、<br />
初のエッセイコミック。</span><br />
<br />
<strong>蔵田徹也</strong>さんは、<br />
東大そして東大の大学院で数寄屋の研究に没頭し、<br />
悩んだ末に建築会社に入社、<br />
仕事ではビル建築ばかりだが、<br />
土日は数寄屋工房を手伝ったり、<br />
能楽関係の記事を書いたりする、若き<span style="font-size:medium;">「和」</span>の達人。<br />
<br />
能楽師・川口くんに招かれて参加した餅つき大会で、<br />
（川口くんは実は漫画家かわぐちかいじさんの息子さんであった）<br />
彼は<strong>山下和美</strong>さんと出会う。<br />
<br />
ずっと漫画一筋でやってきて、<br />
「和」に憧れを持ちながら、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「外国人もびっくりなほど、日本文化のことを何も知らない」</strong></span><br />
ことにコンプレックスを感じていた彼女は、<br />
メル友になった蔵田さんに「和」の教示を受けることに。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「<strong>山下和美数寄者</strong>（「すきしゃ」）<strong>計画</strong>」</strong></span><br />
は、単なる和体験レポートでは終わらなかった！<br />
<br />
ずっと仕事場兼住居として暮らしてきた賃貸マンション。<br />
バカ高い家賃を、バカ正直に払っていたのだが、<br />
今の相場が９万円も安くなっていることに愕然とする。<br />
あくまでもバックれる大家に、他の店子と一緒に値下げ交渉をするか、<br />
安い値段で賃貸に出されている隣室を、敷金礼金を払って借り直すか。<br />
<br />
「この風景も　もういいかな・・・」<br />
<br />
そんな彼女の脳裏に浮かんだのは、<br />
格子の向こうに見えるどこか懐かしい景色、<br />
そして、そこに佇む<strong>「数寄者」</strong>としての自分だった。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「私に建てられるでしょうか？」</span><br />
<br />
山下さんの相談を受け、それを機会に、建築会社を辞めて、<br />
数寄屋建築家としての独立まで決めてしまった蔵田さんの情熱に、<br />
引きずられるように、どんどん進んでいく数寄屋建築プロジェクト。<br />
<br />
だが、山下さんには、<br />
克服しなくてはならない大きな問題が２つあった。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">ひとつは、<strong>トラウマ</strong>。<br />
ひとつは、<strong>お金</strong>。</span><br />
<br />
改装して住んでいたお気に入りのマンションを、<br />
隣人とのトラブルで泣く泣く手放し、<br />
今度こそ、問題を起こしたくないという思いで施した防音工事が、<br />
逆に乱暴な工事で入居前からご近所に反感を買い、<br />
愛猫が起こしたちょっとした出来事で部屋からは水があふれる。<br />
<br />
親から相続した家を売って得たお金も、<br />
たくさんの印税も、<br />
取引銀行に言われるままに購入した投資信託や<br />
一時払い変額年金保険などに化け、気がつけば、元本割れ。<br />
そして、仕事の合間に突如訪れるストレス発散の浪費。<br />
<br />
そこには、<br />
<span style="font-size:medium;">「売れっ子漫画家」「ベストセラーを生み出す大先生」</span><br />
ではなく、<br />
<span style="font-size:medium;">「とにかく、漫画が好き。仕事が好き。」</span><br />
それだけで生きてきて、<br />
世間に疎いままに悩みを抱えて生きる一人の女性としての、<br />
等身大の山下さんの姿が。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">もう、本当に、抱きしめたいほどに愛おしい。</span><br />
<br />
弐巻では、一つずつ問題を片付け、<br />
どんどん進んでいく数寄屋建築。<br />
<br />
このまま、順調に完成に向かうのか、と思いきや、<br />
次巻予告を読むと、<br />
かなり大きな出来事が待っていそうな・・・？<br />
<br />
そう、３巻には、<br />
昨年３月の、あの地震の時期の出来事が描かれる予定なのだ。<br />
<br />
建築途中の家に、どんなことが起こったのか、<br />
かつてない大災害を目にして、<br />
漫画家としての山下さんの心にどんな変化が起こるのか、<br />
非常に気になる。<br />
<br />
好きな漫画家さんのプライベートに興味のある人にも、<br />
「和」を愛する人にも、<br />
これから家を建てたい人にも、<br />
心に悩みや迷いを抱える人にも、<br />
おすすめできる汎用性の高い名作にきっとなる、<br />
と心から願って、続きを楽しみに待とう。<br />
<br />
<strong>◆２０１１年自腹（新刊）文庫・新書・単行本・・・現在１冊◆ <br />
◆２０１１年自腹（新刊）コミックス・・・現在８冊◆</strong>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>ぺんぺんのお小遣い帳</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-15T23:20:56+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=875190">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=875190</link>
    <title>図書カード６年１組ぺんぺん＜１月１０日＞</title>
    <description>どうにかこうにか、１０日には、
今年初の図書館詣でにも行くことができた。

今は、倉庫の本の整理や、
私物（自分の蔵書）の整理もしてるから、
ついつい読み返してしまったり、
店の仕入れとして買った本がたくさんあって、
図書館本はまったりペースで読み進ん...</description>
<content:encoded><![CDATA[
どうにかこうにか、１０日には、<br />
今年初の図書館詣でにも行くことができた。<br />
<br />
今は、倉庫の本の整理や、<br />
私物（自分の蔵書）の整理もしてるから、<br />
ついつい読み返してしまったり、<br />
店の仕入れとして買った本がたくさんあって、<br />
図書館本はまったりペースで読み進んでいる。<br />
<br />
<strong>今年もいっぱい読めますように。<br />
去年より、たくさんたくさん読めますように。</strong><br />
<br />
と図書館の片隅で、<br />
本の神様に、感謝と祈りを捧げてみたり。<br />
<br />
こんなに近くに図書館があって、ほんとによかった。<br />
（・・・というか、図書館が近いから引っ越したんだが。笑）<br />
未読の作家さんの本に挑戦したり、<br />
絶版本を手に取れたり、<br />
値の張る単行本をざくざく読めたりするのも、<br />
図書館のおかげである。<br />
<br />
では、２０１２年１回目の貸し出し記録。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>＊図書カード６年１組ぺんぺん</strong>＊</span><br />
<br />
<strong>「一刀斎夢録（下）」浅田次郎<br />
「私の家では何も起こらない」恩田陸<br />
「夢の宮〜始まりの巫女〜」今野緒雪<br />
「ダンスホール」佐藤正午<br />
「アゲイン」浜口倫太郎<br />
「スカイ・イクリプス」森博嗣<br />
「クレイドゥ・ザ・スカイ」森博嗣<br />
「たまゆらに」山本一力</strong><br />
<br />
<strong>◆２０１２年図書館本・・・現在８冊◆</strong>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>図書カード6年1組ぺんぺん</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-12T23:00:04+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=875128">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=875128</link>
    <title>暮らしの手帖＜ペンギロイドは連続ドラマを連続してみられるか？＞</title>
    <description>ちょいとご無沙汰、申し訳ない（汗）

年始に希望休全投入してしまったゆえ、
その後の副業のシフトが、ぱっつんぱっつんになってしまい、
早朝弁当制作も始まって、
またまた、ガタピシしておりやす。

ブログの下書きが、
どんどん溜まってしまったのはわかって...</description>
<content:encoded><![CDATA[
ちょいとご無沙汰、申し訳ない（汗）<br />
<br />
年始に希望休全投入してしまったゆえ、<br />
その後の副業のシフトが、ぱっつんぱっつんになってしまい、<br />
早朝弁当制作も始まって、<br />
またまた、ガタピシしておりやす。<br />
<br />
ブログの下書きが、<br />
どんどん溜まってしまったのはわかってても、<br />
仕上げる元気の出ないまま、<br />
どうにかこうにか生きてるだけの日々。<br />
<br />
やっと、ひさしぶりの連休に辿り着いたんで、<br />
鋭意、店の仕事に励みつつ、<br />
ブログも早くリアル日付に近づけるようにしたいと思ってるよう。<br />
<br />
まずは、日常ネタから。<br />
<br />
年明け、ものすごく久しぶりに<span style="font-size:medium;">ＴＶドラマ</span>観たあ。<br />
<br />
こう書いただけで、<br />
推定約１０名ほどのぺんさんマニアが、<br />
<span style="font-size:medium;">「・・・ああ・・・アレか」</span><br />
と苦笑いともつかぬ笑いを浮かべているのが、<br />
目に浮かぶ。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>アレ</strong>です（笑）</span><br />
<br />
つくづく、連続ドラマ視聴には向かない体質である。<br />
<br />
決してＴＶが嫌いなわけでも<br />
ドラマが苦手なわけでもないんだけど、<br />
読書や仕事に突入すると、<br />
他のことはどうでもよくなってしまうため、<br />
決まった時間にＴＶを観るということが、<br />
どうしてもどうしてもできない。<br />
予約録画をするのも面倒。<br />
<br />
ゆえに、<br />
<strong>連続ドラマを１クール（約３ヵ月）全部観る</strong>、<br />
なんて<br />
<span style="font-size:medium;">奇跡</span>である。<br />
人生において、連続ドラマを全回観たのは、<br />
後にも先にも一度きり。<br />
<br />
その奇跡を起こしたのが、<br />
オレの<strong>「マツケン愛」</strong>であった。<br />
<br />
そのくらい、<span style="font-size:medium;">松山ケンイチ</span>が好き（笑）<br />
<br />
でも、初の連ドラ全視聴が、<br />
松山ケンイチ主演の<strong>『銭ゲバ』</strong>だったのは、<br />
原作の力によるとことが大きかったんだよねー。<br />
<br />
<strong>ジョージ秋山</strong>の少年漫画史に残る屈指の問題作を、<br />
どういうふうに現代ドラマにリメイクするのか、<br />
という興味があってこそ、最後まで観られたとも言える。<br />
<br />
いくら松山ケンイチが主演でも、<br />
チャラい恋愛ドラマだったら、多分、無理だった。<br />
<br />
今度は、どうかなあ・・・。<br />
<br />
そう、件のドラマとは・・・<br />
<br />
<a href="images/kiyomori.jpg" target="_blank"><img src="images/kiyomori.jpg.400px.png" width="400" height="266" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="font-size:medium;">２０１２年ＮＨＫ大河ドラマ<strong>『平清盛』</strong></span><br />
<br />
１月８日。<br />
満を持して、ＴＶの前に正座するオレ。<br />
初回は、１時間１５分の増量ヴァージョン。<br />
かなりの苦行でもぞもぞしたけど、完全視聴。<br />
とうとう最後まで松山ケンイチ現れず（笑）<br />
そっか、一人の人間の生涯を描くドラマは、<br />
普通、誕生のあたりから始まるから、<br />
初回の清盛は、赤ちゃんと子役さんなのか・・・。<br />
<br />
かなりテンション下がったが、<br />
物語自体は結構おもしろかった。<br />
<br />
舞台は<strong>平安末期</strong>。<br />
この時代は、やはり資料が少なくて、<br />
決定的な史実がないだけに、<br />
作者の想像力が発揮できるフィールドでもある。<br />
<br />
<strong>平清盛</strong>が、<strong>白河上皇（白河法皇）</strong>の落胤だという説は、<br />
古くから知られているけど、<br />
（たしか<strong>『平家物語』</strong>にそう書かれていたんだっけ？）<br />
母親については、諸説ある。<br />
白河法皇の愛妾<strong>祇園女御（ぎおんにょうご）</strong>だったり、<br />
祇園女御の妹、あるいは祇園女御付きの女房、という説も。<br />
<br />
今回の大河ドラマでは、<br />
<strong>祇園女御が可愛がっていた妹分の白拍子</strong>という設定であった。<br />
<br />
その母と、清盛の育ての親・<strong>平忠盛</strong>との関係の描写も、<br />
描く人によって様々。<br />
忠盛と、清盛の母親は恋愛関係にあり（あるいは忠盛が恋慕していて）<br />
彼女が法皇の寵を拒みきれず子どもを宿しているのを知りつつ、<br />
妻として娶ったというような流れのものや、<br />
あくまでも政治的な思惑のひとつとして、<br />
押しつけられた孕み女を引き取った<br />
と言うようなニュアンスのものもあった気がする。<br />
<br />
この『平清盛』では、<br />
白河法皇が清盛の母である白拍子を気まぐれに寵愛したものの、<br />
陰陽師の占いで「腹の子は皇家に災いをなす」という予言がされたために、<br />
抹殺を命じ、<br />
逃げた女をいきがかりでかくまうことになった忠盛が、<br />
彼女にほのかな好意を抱き、<br />
密かに自分の子として育てようとするが、<br />
法皇にバレて、母親は無残にも殺されてしまう、<br />
という筋立てに。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「望まれて生まれた命ではない。<br />
認められた皇族でもなく、武士である父の子でもない」</span><br />
という<br />
<span style="font-size:medium;">「アイデンティティのゆらぎ」</span><br />
が、全編を貫く大きな主題になりそうな導入部で、<br />
なかなか、いいところを突いてるなあ、と思う。<br />
<br />
初回にすでに盛り込まれている伏線から鑑みるに、<br />
平清盛といえば、どっちかつーと、<br />
<span style="font-size:medium;">「アンチヒーロー」「敵役」</span><br />
として描かれることが多かったのを、<br />
<span style="font-size:medium;">「躍動感とエネルギーにあふれる男」<br />
「武士がまだ低き階層と差別されていた時代に、<br />
瀬戸内の海賊を束ね、やがて武士の頂点に立ち、<br />
ついには日本の覇者となった男」<br />
「巨大な港を築き、海外に繰り出す夢を描き、<br />
海に浮かぶ荘厳華麗な厳島神社を造営し、<br />
宋との交易で巨万の富を築き、<br />
交易こそがこの国の豊かになる道だと人々に説いた男」</span><br />
という切り口で、<br />
<strong>織田信長</strong>や<strong>坂本龍馬</strong>に匹敵する、<br />
大きな視野を持った英雄の一人として、<br />
描こうとする試みは、<br />
かなりおもしろいんじゃないかと思う。<br />
<br />
この記事を仕上げてる時点では、<br />
第２回の放映も無事に観ることができ、<br />
ちゃんと松山ケンイチの清盛を拝むことができたんだが、<br />
ＮＨＫ大河ドラマは、<br />
３ヵ月どころか１年間の長丁場。<br />
今後も見続けられるかは微妙である。<br />
<br />
だって、もうひとり大好きな俳優さんである、<br />
<strong>香川照之</strong>が出るという理由で<br />
楽しみにしてた<strong>『龍馬伝』</strong>でさえ、<br />
結局、たったの３回しか、観てないしな・・・（涙）<br />
<br />
はたして、ぺんさんは、<br />
何回目まで『平清盛』を続けて観られるのであろうか？！
]]></content:encoded>
    <dc:subject>暮らしの手帖</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-09T23:56:07+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=871994">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=871994</link>
    <title>開店中＜迷わず働け＞</title>
    <description>年の初めは、元気の出る本で。

ということで、
まずは『豆炭とパソコン』を紹介したけど、
今日は、もう少し年齢層が低い人にも、
共感出来る本にしよっか。

今年、店のイベントとして予定している、
『山本甲士特集』
のために、ストックしてある在庫の中から...</description>
<content:encoded><![CDATA[
年の初めは、元気の出る本で。<br />
<br />
ということで、<br />
まずは<strong>『豆炭とパソコン』</strong>を紹介したけど、<br />
今日は、もう少し年齢層が低い人にも、<br />
共感出来る本にしよっか。<br />
<br />
今年、店のイベントとして予定している、<br />
<strong>『山本甲士特集』</strong><br />
のために、ストックしてある在庫の中から、<br />
まだ書評を書いてなかった１冊。<br />
<br />
<a href="images/mayowazuhatarake.jpg" target="_blank"><img src="images/mayowazuhatarake.jpg.300px.png" width="208" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#008000"><span style="font-size:medium;"><strong>『迷わず働け』</strong>山本甲士（小学館文庫）</span></span><br />
<br />
では、恒例のあらすじ紹介。<br />
愛があふれずぎて、微妙にネタバレだったら、ごめん。<br />
<br />
<span style="color:#008000">高校卒業後、実家の塗装業を手伝い始めたものの、<br />
嫌気が差して家を出て以来、職を転々とし、<br />
フリーター生活を送っていた<strong>三川哲司</strong>は、<br />
ついに賭博の借金でヤクザに追い込みをかけられ、夜逃げ寸前。<br />
そんなとき、彼は、偶然、電車の中で中学時代の同級生・<strong>伊部</strong>と再会する。<br />
伊部は、東京の有名大学を卒業し、<br />
大手製薬会社に就職してエリートコースを歩んでいたが、<br />
得意の経理から営業に回されてしまったことで、<br />
仕事や人間関係に苦しみ、精神に変調をきたして退職。<br />
銀行員である父親がコネで無理矢理決めた新しい会社への就職を前にして、<br />
パニック障害を克服できず悩んでいた。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">借金返済のために働かざるをえないのに職のない男</span>と、<br />
<span style="font-size:medium;">働けないのに職を得てしまった男</span>の、<br />
利害がここで合致する？！<br />
<br />
中学生の頃から、伊部と姿形がそっくりだと言われていた三川は、<br />
彼の身代わりとして、その会社で働くことを提案。<br />
まんまと<strong>「なしすまし入社」</strong>に成功する。<br />
<br />
ところが、勤務先の建設会社<strong>ミノヤマ</strong>は、<br />
派閥争いと業績不振で、大もめの真っ最中。<br />
新規採用凍結、５０名の従業員のうち１５名という、<br />
<span style="font-size:medium;">大幅リストラ</span>が行われようとしているところに、<br />
取引先の銀行（つまりは伊部の父親）からねじこまれた新入社員は、<br />
<span style="font-size:medium;">お荷物</span>以外の何者でもなかった。<br />
<br />
孤立無援の状況の中、<br />
伊部になりすました三川は、<br />
大手の取引先にコネクションを作ったり、<br />
社長の愛人関係のトラブルを解決したり、<br />
派閥争いの中でお蔵入りになりかけた新製品の売り込みに成功したり、<br />
と大きな仕事を次々ものにしていく。<br />
<br />
順調にいくかに見えた偽会社員生活だったが、<br />
ついに真実が白日の下にさらされる日が・・・？！<br />
<br />
二人の若者が、それぞれに<strong>「やり残したこと」</strong>を向き合うために、<br />
選んだ道はいったい・・・？</span><br />
<br />
映画<strong>「ガタカ」</strong>に着想を得たという、<br />
なんとも痛快なサラリーマン小説。<br />
<br />
地味になりがちなサラリーマン物だけど、<br />
この作品は、エンターテインメントとして楽しめる工夫がいっぱい。<br />
<br />
仕事を取るために、<br />
三川が思いつく、ちょっぴり反則気味な作戦は、<br />
<strong>ピカレスクロマン</strong>の赴きがあるし、<br />
全編にわたって、エピソードの根幹になるものとして、<br />
困ったときに、三川と伊部が崇拝する伝説的なミュージシャンの歌詞が、<br />
「天啓」と呼べるようなヒント（行動指針）を与えてくれるという設定が、<br />
ファンタジックな色合いも添えている。<br />
<br />
そして、逃げずに「やり残したこと」に向き合った結果として、<br />
二人にご褒美のように、降ってくる、<br />
そのミュージシャンがらみの出来事が、<br />
素敵なカタルシスを与えてくれるのだ。<br />
<br />
仕事に嫌気がさした夜に読んだら、<br />
「だめだよ。オレじゃあ、こんなに上手くいきっこない」<br />
と思いながらも、<br />
昨日よりはどこか前向きに頑張れそうな気持ちが湧いてくる、<br />
<strong>心の栄養剤</strong>。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">迷わず読め？！</span>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店のこと</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-06T21:10:24+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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</taxo:topics>
  </item>

  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=871981">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=871981</link>
    <title>開店中＜ありがとうございますううう！！！＞</title>
    <description>ポストを見る度に、
号泣スイッチ入ってる。

みなさま、年賀状をありがとうございました！

たくさん元気をいただいたよー。
もうちょっと（ずっと？）
やれるところまでは、店を続けていきたい、
という気持ちを新たにしました。

昨年の春は、
震災後の消費...</description>
<content:encoded><![CDATA[
ポストを見る度に、<br />
<strong>号泣スイッチ</strong>入ってる。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">みなさま、年賀状をありがとうございました！</span><br />
<br />
たくさん元気をいただいたよー。<br />
もうちょっと（ずっと？）<br />
やれるところまでは、店を続けていきたい、<br />
という気持ちを新たにしました。<br />
<br />
昨年の春は、<br />
震災後の消費の自粛ムードで、<br />
売り上げが激減してしまって、<br />
自分自身も、無力感でいっぱいになって、<br />
かなり、ヤバかったんだけど、<br />
地味に精一杯のことをやってきた甲斐があったな。<br />
<br />
もちろん、たまたま古本ぺんぎん堂のお客様が、<br />
ひたすら、律儀で礼儀正しい方が多かった、<br />
という可能性もあるんだけど（笑）<br />
たくさんの年賀状を先方からもいただき、<br />
メールも含め、信じられないほどのお返事までもらってしまって、<br />
そのたびに、うれしくてうれしくて。<br />
<br />
店をやってて、一番の目標は、<br />
単なる商品の売買ではなく、<br />
たとえ、ひとときではあっても、<br />
<span style="font-size:medium;">「お客様との心のつながり」</span><br />
の生まれるようなやりとりをしたい、<br />
ということだったの。<br />
<br />
それだけは、もしかして、叶えられたかな？<br />
<br />
「たいした利益のあがってない店なんて、無価値」<br />
「趣味に毛の生えたような商売」<br />
と言われたとしても、<br />
小さな店だからこそ、できることをやってきたことに対して、<br />
ご褒美をもらったような気持ち。<br />
<br />
あたしのとこにも、<br />
昨年利用したお店、病院などから、<br />
年賀状はたくさん来たけど、<br />
どう見てもＤＭの変形としか思えないし、<br />
返事なんか、書かなかったもん。<br />
（同業の方や個人的なつきあいのある方は、<br />
自分からも出してたが）<br />
<br />
ＤＭと私信の差はよくわからないけど、<br />
お客様が、単なる営業活動ではなく、<br />
あたしからの個人的な手紙として、<br />
年賀状を受け取ってくださったからこそのお返事だよね？<br />
<br />
そりゃあ、これからもご利用いただけたら最高だけど、<br />
たとえ、そうでなくたって、<br />
ちゃんと、感謝の気持ちや、<br />
縁あって古本ぺんぎん堂を見つけてくださったことが<br />
本当に本当にうれしかったという思いが、<br />
伝わったんだ、<br />
ということ自体が夢みたいにしあわせ。<br />
<br />
それは、<br />
「本」というかなり個人的な思い入れの強い商品を<br />
商っていることの、<br />
最大の余録だと感じてる。<br />
<br />
そっか、<br />
あたしの力じゃなく、本のおかげか（笑）<br />
それでも、とてつもなくうれしいことには変わりない。<br />
<br />
楽しいお正月だった。<br />
古本屋でよかった。
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店のこと</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-05T23:29:19+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
<taxo:topics>
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</taxo:topics>
  </item>

  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=871332">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=871332</link>
    <title>こぺんぎん図書館＜パンやのくまちゃん＞</title>
    <description>昨年の春は、
「ぺんぎんでもわかる所得税講座」
夏からは、
「ぺんぎんでもできる沖縄旅行」
と連載記事を書いてたけど、
今は、次の企画を練っているところだから、
本格的に始める前に、
思いつきで作ったものの、あんまり書けてなかったカテ、
の記事をあれこ...</description>
<content:encoded><![CDATA[
昨年の春は、<br />
<strong>「ぺんぎんでもわかる所得税講座」</strong><br />
夏からは、<br />
<strong>「ぺんぎんでもできる沖縄旅行」</strong><br />
と連載記事を書いてたけど、<br />
今は、次の企画を練っているところだから、<br />
本格的に始める前に、<br />
思いつきで作ったものの、あんまり書けてなかったカテ、<br />
の記事をあれこれ書いていこうかな、と思ったりしてる。<br />
<br />
じゃあ、本日は、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「こぺんぎん図書館〜楽しい絵本」</strong></span><br />
でいってみますかー。<br />
<br />
古本屋を始めて、びっくりしたのが、<br />
多くの人が、<br />
<span style="font-size:medium;">「子ども（や孫）に<br />
どんな本を読んで（買って）あげたらいいのかわからない」</span><br />
とおっしゃること。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">そ、そうなの？！</span><br />
<br />
あたしは、小さい頃から読んできた絵本の内容をクリアに覚えているし、<br />
図書館の貸し出し記録には、わざわざカウントはしてないけど、<br />
今でも、普通に、自分のために絵本借りてるから、<br />
<span style="font-size:medium;">「えーと、自分が小さいときに好きだったやつ、<br />
今でも楽しいと思う本を<br />
読んであげたらいいんだよね？」</span><br />
と単純に思っていたんだけど、<br />
みんな、大人になったら案外、子どものときのことを忘れてしまったり、<br />
絵本を読んだりしないみたいなのだ。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「絵本は決して子どもだけのものじゃない」</strong></span><br />
と思うんだけどなあ。<br />
<br />
というわけで、<br />
<span style="font-size:medium;">「子どもが読んでも大人が読んでも、楽しい絵本を紹介する」</span><br />
のは案外意味のあることかもしれないと感じたから、<br />
今年はこのカテにも力を注いでいくぞよ。<br />
<br />
実は、絵本や児童書の書評って、難しい。<br />
あらすじだけ書くと、あまりにも<span style="font-size:medium;">単純</span>で、<br />
大人が見たら、<br />
<span style="font-size:medium;">「何コレ？ほんとにおもしろいの？」</span><br />
と思うものが多いのだ。<br />
<br />
でも、単純なストーリーを、<br />
<strong>言葉の魅力</strong>や、<strong>絵の迫力</strong>や、<br />
<strong>繰り返しのリズムの楽しさ</strong>や、<br />
<strong>絵と文字が相乗して生み出す世界の美しさ</strong>が、<br />
素晴らしく彩っていくことが、<br />
絵本や児童書の良さの<span style="font-size:medium;">真骨頂</span>なんである。<br />
<br />
そこを上手く文章にするのは、とても困難なことではあるけど、<br />
ちょっと、自分のハードル上げてみよう。<br />
<br />
最初の１冊は、<br />
ずっと店に出したいなあ、と思っていて、<br />
なかなか見つからなかったこの本で。<br />
<br />
<a href="images/panyanokumachan.jpg" target="_blank"><img src="images/panyanokumachan.jpg.300px.png" width="216" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#FF0000"><span style="font-size:medium;"><strong>『パンやのくまちゃん』</strong>作・森山京／絵・広瀬弦<br />
（あかね書房）</span></span><br />
<br />
<strong>絵本</strong>というより、<strong>児童書</strong>かなあ。<br />
このふたつの区別は、はっきりした線引きはないんだけど、<br />
まあ、お話の内容が少し大きい子向きで、<br />
ページ数が多いモノ、文字数が多いモノ、<br />
各ページに絵が入っているわけではないモノを、<br />
暫定的に<strong>「児童書」</strong>と呼ぶことにする。<br />
<br />
では、ちょっぴりネタバレ気味な、あらすじ紹介を。<br />
<br />
<span style="color:#FF0000">おじさんとおばさんが営む、町のはずれの小さなパン屋さん。<br />
ある日、美味そうなパンの匂いに誘われて、<br />
山に住むくまの子がやってきました。<br />
くまちゃんは、おじさんがパンをあげると、<br />
きちんとお礼を言って帰って行きます。<br />
<br />
数日後、くまのお父さんがハチミツを持ってお礼にやってきました。<br />
それから、母親のないくまちゃんは、<br />
時々、パン屋のやさしいおじさん、おばさんをたずねるようになり、<br />
子どものいないおじさんとおばさんも、<br />
くまちゃんが来るのを楽しみにするようになります。<br />
やがて、くまちゃんは、お店の手伝いもするようになって、<br />
おじさんと釣りにいったり、<br />
おばさんの作ったお弁当をすごくよろこんだり。<br />
店のお客さんたちも、<br />
可愛らしく礼儀正しいくまちゃんを大好きになっていきます。<br />
春から秋までの、夢のような楽しい楽しい時間。<br />
<br />
けれど、くまちゃんの存在をうれしく思わない人間もいました。<br />
子どもたちに、ちょっとした妬みから、<br />
意地悪をされてしまったくまちゃん。<br />
<br />
そして、さらに、くまちゃんにとって、大変な出来事が・・・？！<br />
<br />
冬ごもりのあいさつをしに来た、くまちゃんに、<br />
パンやのおじさんとおばさんが感じる切ないお別れの予感。</span><br />
<br />
もう何度も読み返しているのに、<br />
この本を読むと、本気で<span style="font-size:medium;">号泣</span>してしまう。<br />
<br />
きっと、あたしがもう大人だからなんだろう。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">子どもの気持ちで読むと、とっても楽しい</span>。<br />
<br />
子どもは、食べることが大好きで、<br />
可愛がってくれる大人のひとが大好きで、<br />
お手伝いをして誰かが喜んでくれることが<br />
とってもうれしいの。<br />
だから、香ばしい匂いのする美味しそうなパンや、<br />
やさしくしてくれる、パン屋のおじさん、おばさんから、<br />
たくさん幸せな空気を吸いこめる。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">大人の気持ちで読むと、とっても切ない。</span><br />
<br />
<strong>「くまが人間のように考え、人間の言葉を話す」</strong><br />
という、絵本の世界でのお約束の<span style="font-size:medium;">「擬人化」</span>以外は、<br />
この物語は、本当にリアルに人間社会を反映している。<br />
<br />
くまちゃんのお父さんが、<br />
（人間は必ずしも、みんながみんな、くまを好きなわけではなく、<br />
びっくりしたり、動物が不衛生だと感じる人もいるだろうから、<br />
いくら、パン屋のおじさん、おばさんが親切でも）<br />
<strong>「お客の前に出てはいけない」</strong><br />
と、くまちゃんに固く言い含めておくところや、<br />
美味しいパン屋さんで売れ残ったパンが次の日に半額になるのを、<br />
自分たちのお小遣いでも買えると楽しみにしている子どもたちがいて、<br />
それをくまちゃんが遊びに来た日には、<br />
おじさんがくまちゃんにお土産に全部持たせてしまうから買えない、<br />
<strong>というちょっとした失望や恨み</strong>が、<br />
子どもたちとくまちゃんのトラブルに繋がってしまうことや、<br />
自然災害によって、くまちゃんたちの生活が、<br />
あっという間に脅かされてしまうこと。<br />
どれも、現実の生活に起こりうることだ。<br />
<br />
そして、<br />
初めてパン屋に来た頃には、<br />
言葉もたどたどしかったくまちゃんが、<br />
いつのまにか、身体が大きくなり、<br />
しっかり大人びた言葉を話すようになったときに、<br />
おじさん、おばさんが悟ってしまう別れ。<br />
大人のくまは、「可愛いくまちゃん」と抱きしめられる存在ではなく、<br />
人間に脅威を与える大きくて強い生き物になってしまうこと、<br />
もう気軽には会えないことを、<br />
大人は知っている。<br />
<br />
これは、<br />
<span style="font-size:medium;">「子供の成長をうれしく頼もしく感じながらも、<br />
自分たちからいつか離れていってしまうことを<br />
どこか寂しく感じる」</span><br />
<strong>『親の気持ち』</strong>みたいだねえ（涙）<br />
<br />
そして、「子ども時代」は、夢のように過ぎ去ってしまうから、<br />
こんなに、可愛らしく、切ないほどに愛おしいんだろうね。<br />
<br />
やっと、入手できたので、<br />
近日中に店に出品予定。
]]></content:encoded>
    <dc:subject>こぺんぎん図書館〜楽しい絵本〜</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-04T13:53:17+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=871325">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=871325</link>
    <title>開店中＜豆炭とパソコン＞</title>
    <description>今年もたくさん本を紹介していくつもりだけど、
新しい年の始まりは、なんかこう、
「夢」とか「希望」とか「目標」とか「楽しみ」とか、
そういうことが胸に湧いてくるような本にしたいな、
と思ったのでありんす。

そんで、思いついたのは、
年末に店に出品する...</description>
<content:encoded><![CDATA[
今年もたくさん本を紹介していくつもりだけど、<br />
新しい年の始まりは、なんかこう、<br />
「夢」とか「希望」とか「目標」とか「楽しみ」とか、<br />
そういうことが胸に湧いてくるような本にしたいな、<br />
と思ったのでありんす。<br />
<br />
そんで、思いついたのは、<br />
年末に店に出品するために再読した、この本。<br />
<br />
<a href="images/mametan2.jpg" target="_blank"><img src="images/mametan2.jpg.300px.png" width="203" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#FF9900"><span style="font-size:medium;"><strong>『豆炭とパソコン』</strong>糸井重里（世界文化社）</span></span><br />
<br />
糸井さんのサイト<strong>「ほぼ日刊イトイ新聞」</strong>の初期の人気コンテンツ<br />
<strong>「８０代からのインターネット入門」</strong>を編集・加筆した単行本。<br />
 <br />
<span style="color:#FF9900"><strong>前橋の母Ａが、Ｅメールで原稿を<br />
送ってくるまでの物語。 <br />
８０代といっても、１９８０年代のことじゃない。<br />
８０年以上前に生まれた人のことだ。<br />
こういう人のところに、ある日iMacが届けられた。<br />
なにを隠そう、ぼくの母だ。<br />
「インターネットをやった方がいいと思って」<br />
という理由で、突然に送りつけられたiMacが、<br />
果たして、どのように活躍するのか？<br />
もしかすると、８０歳代の新連載ができるかもしれない。<br />
それに、彼女より年下でありながら、<br />
「年寄りには無理じゃて（どこの方言だ？）」と、<br />
食わず嫌いなことを言っている「若い老人」にも、<br />
やればできると思わせてくれるかもしれない。</strong>  <br />
（「ほぼ日刊イトイ新聞」<br />
『８０代からのインターネット入門』のコンテンツ紹介文から）</span><br />
<br />
この本が書かれたのは、<br />
（というか、糸井さんのサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に<br />
「８０代からのインターネット入門」が掲載されたのは）<br />
もう１０年以上前。<br />
<br />
「ほぼ日刊イトイ新聞」の企画に協力してくれたパソコンショップを<br />
訪れた糸井さん。<br />
ふと、何か買わないと悪いかなあ、と思った彼は、<br />
<span style="color:#FF9900"><span style="font-size:medium;">オレンジ色のiMac</span></span>を衝動的に買ってしまう。<br />
そして、それを、なぜか<strong>母Ａ</strong>に送ることを思いつく。<br />
<br />
当時、日本のインターネット人口は、１０００万人とか２０００万人とか<br />
謳われてはいたけれど、<br />
身近では、パソコンの得意な一部の人だけが楽しんでいる<br />
という感じだったなー。<br />
あたしも、この頃はまだパソコンを持っていなかった。<br />
<br />
パソコンを始めて間もなく、「ほぼ日」を立ち上げた糸井さんは、<br />
<strong>「どんな人でもインターネットはできるし、<br />
それはけっこうたのしいものですよ」</strong><br />
ということを<strong>「まだつながっていない人」</strong>たちに<br />
どうやって伝えたらいいのか、ということを考えていた。<br />
<br />
<strong>「誰でもインターネットのおもしろさは味わえるし、<br />
むつかしいことなんか全部ふっとばしたままでも、<br />
インターネットは使いこなせる」</strong><br />
そういうことを証明するためには、<br />
いかにも無理そうに思われがちな「おばぁちゃん」に<br />
スイスイ使ってもらうのがいちばんだ、と。<br />
<br />
糸井さんには、お母さんが二人いる。<br />
母Ａは、糸井さんの生みの母で、<br />
幼少時代に両親が離婚し、その後糸井さんのお父さんが母Ｂと再婚したために、<br />
（当時）５０年間で１０回くらいしか会ったことがなかった、という。<br />
この本の主役は、その母Ａ、<br />
つまり、<strong>ミーちゃん</strong>である。<br />
<br />
連載は、糸井さんがサイトで募集した先生・<strong>南波あつこ</strong>さんによる、<br />
パソコンが届いてからのミーちゃんの様子のリポートと、<br />
ミーちゃんの書いたメールや日記、<br />
それに対する糸井さんの雑感というかたちで進んでいく。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「８０年生きた人のところに、<br />
ある日突然パソコンが届いたら・・・？」</span><br />
というノンフィクションとしても、<br />
文字通り、インターネット入門としても、<br />
楽しい読み物なのだが、<br />
それだけに留まっていないのが、この本の素晴らしさだ。<br />
<br />
<strong>お金と時間を効果的に使う方法<br />
お隣さんや友だちとのつきあい方<br />
他人と親切をやりとりするためのマナー<br />
８０歳を過ぎても老けこまないコツ<br />
変化することの面白がり方</strong><br />
<br />
いっぱいいっぱい、楽しく生きるためのヒントが詰まっている。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">誰でもが、いつだって、なんだって、始めることができる。<br />
ほんの少しの勇気と好奇心さえあれば。</span><br />
<br />
でも、何よりも素敵なのは、<br />
てれくさそうに行間からあふれだしている、<br />
糸井さんの、ミーちゃんへの愛情かもしれない。<br />
<br />
糸井さんにとって大事なのは、<br />
<strong>「このパソコンを送りつけなかったら、<br />
ぼくはものごころつく前に別れたミーちゃんという母親と、<br />
原稿用紙にして１枚か２枚分くらいの会話しかしないままに、<br />
お互いの一生を終えたことになっただろう」</strong>に、<br />
そのミーちゃんの素顔を知り、<br />
慎ましくも豊かな生活に驚き、<br />
<strong>インターネットでミーちゃんとつながった</strong>、<br />
ということなんだと思う。<br />
<br />
タイトルの<strong>「豆炭とパソコン」</strong><br />
安くて、暖かくて、ちょっと手間がかかって、ユーモラスなかたちをしていて、<br />
いまどきどこで売ってるの？と聞きたくなるような冬の燃料、<br />
<strong>「豆炭」</strong>は、<br />
<strong>「ケチでない始末。浪費とも呼べないけれどせいたく。<br />
少し冒険的な好奇心。ひっそりとこころたのしいおしゃれ。<br />
悪口を言い合えるともだち。豪華とはいえないがおいしいごちそう。<br />
植物や、景色、温度、空気。」</strong><br />
つまり、それまで知らなかったミーちゃんの暮らしの象徴なのだ。<br />
<br />
「パソコン」の部分も面白いけれど、<br />
それ以上に「豆炭」が読んだ人の心をほっこり暖めてくれる。<br />
元気と、新しいことを始める勇気を与えてくれる。
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店のこと</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-03T22:58:56+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=871285">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=871285</link>
    <title>開店中＜増量中（当社比５％）＞</title>
    <description>あらためまして、
あけましておめでとうございます。
みなさま、お正月は楽しくお過ごしですかにゃ？

昨年の後半は、
副業が忙しくて、
普通に受注・発送といったお客様対応だけで、いっぱいいっぱいで、
なかなかゆっくり店の仕事ができなかったため、
変なスト...</description>
<content:encoded><![CDATA[
あらためまして、<br />
あけましておめでとうございます。<br />
みなさま、お正月は楽しくお過ごしですかにゃ？<br />
<br />
昨年の後半は、<br />
副業が忙しくて、<br />
普通に受注・発送といったお客様対応だけで、いっぱいいっぱいで、<br />
なかなかゆっくり店の仕事ができなかったため、<br />
変なストレスが溜まりまくり。<br />
<br />
４日しか入れられない、シフトの希望休を、<br />
全部、年始にぶちこんで、<br />
実家帰りも<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>日帰り弾丸ツアー</strong></span>←隣県なのでそんなたいそうなものでもない<br />
古本ぺんぎん堂は元日から、平常通り営業中。<br />
本の整理や出品に励んでるよー。<br />
<br />
ああ。<br />
本を読んだり、文章を書くことを含め、<br />
やっぱり、店の仕事をしてるときが一番楽しいかも。<br />
<br />
とはいえ、合間には、<br />
ちゃんとお正月らしい時間も過ごさせていただいておるぞよ。<br />
<br />
店の商品も増えたが、<br />
オレも増量中（笑）<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">御馳走。昼酒。</span><br />
餅を焼くくらいで、調理にそれほど手間をかけなくていい時間。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>極楽</strong>じゃあ、<strong>極楽浄土</strong>じゃあ〜〜〜。</span><br />
<br />
<a href="images/osechi201211.jpg" target="_blank"><img src="images/osechi201211.jpg.400px.png" width="400" height="239" alt="" class="pict" /></a><br />
豪華三段重おせち。<br />
<br />
自分でもちょこっとは用意してたんだけど、<br />
またまた、某食品卸勤務の友人Ｋたんが送ってくれた。<br />
Ｋたん、ありがとおおお。<br />
<br />
今年のは、<br />
京料理<strong>「道楽」</strong>の<strong>飯田知史</strong>さん監修の<br />
<span style="font-size:medium;">三段重<strong>「淑気（しゅくき）」</strong></span><br />
<br />
「淑気」って、お正月のめでたい雰囲気のことなんだって。<br />
<br />
「お酒を酌み交わしながら少人数で楽しむお節」<br />
というコンセプトだけあって、<br />
伝統的なお節料理プラス酒のあてにぴったりの料理が、ぎゅぎゅっと。<br />
<strong>鶏胡桃</strong>（胡桃の入った鶏ひき肉の和風テリーヌみたいなの）<br />
と<br />
<strong>鰤の子の煮付け</strong>が、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>めちゃ(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ</strong></span><br />
<br />
お雑煮は、<br />
<a href="images/zouni201211.jpg" target="_blank"><img src="images/zouni201211.jpg.400px.png" width="400" height="239" alt="" class="pict" /></a><br />
大阪風白味噌仕立て（具は大根と豚肉）<br />
<br />
と・・・<br />
<a href="images/osechi201211.jpg" target="_blank"><img src="images/zouni2012112.jpg" width="240" height="320" alt="" class="pict" /></a><br />
おかん（りょうちゃん。東京出身）風すまし仕立て<br />
（具は鶏肉、根菜、かまぼこ）<br />
<br />
を、かわりばんこで。<br />
<br />
オレのとこでは、<br />
このまま、４日か５日まで、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>餅</strong>で全ツッパ！</span><br />
<br />
「おもち大好きだけど、もう、いい加減飽きたああああ」<br />
という限界まで、全食、<br />
<span style="font-size:medium;">餅、モチ、もちっ！！</span><br />
を貫き通す。<br />
<br />
その後で、久しぶりに食べる<strong>パン</strong>とか<strong>ご飯</strong>が、旨いんだよねええ（笑）
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店のこと</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-02T23:12:37+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=870844">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=870844</link>
    <title>開店中＜ぺんぺんの年賀状２０１２＞</title>
    <description>毎年恒例の年賀状。



パンダとぺんぎんとタツノオトシゴ共演だー。

ちょっと前までは、このブログ用年賀状を作るのに、
恐ろしい苦労をしていたのである。

年賀状をいつもＷordで作成するんだけど、
できあがったデータは画像として、ブログにアップできな...</description>
<content:encoded><![CDATA[
毎年恒例の年賀状。<br />
<br />
<img src="images/nenga.jpg" width="414" height="613" alt="" class="pict" /><br />
<br />
パンダとぺんぎんとタツノオトシゴ共演だー。<br />
<br />
ちょっと前までは、このブログ用年賀状を作るのに、<br />
恐ろしい苦労をしていたのである。<br />
<br />
年賀状をいつもＷordで作成するんだけど、<br />
できあがったデータは画像として、ブログにアップできないんで、<br />
わざわざ紙に印刷したのをスキャンして、画像データに変えてから、<br />
アップしてたんだよね。<br />
<br />
いつも、商品画像の編集に使ってるソフトで、<br />
年賀状用の画像開いて、そこに文字入れして保存したらいいんだ、<br />
って気付いたのは、いつだっただろう・・・（笑）<br />
<br />
アホみたいに歩みの遅いぺんぎんですが、<br />
今年も何卒よろしくお願いします。
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店のこと</dc:subject>
    <dc:date>2012-01-01T18:04:46+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=870838">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=870838</link>
    <title>開店中＜今年もたくさん読めました＞</title>
    <description>今年は、かなりの時間を副業（会社員）に拘束され、
古本ぺんぎん堂の仕事との両立や、
読書時間の確保が危ぶまれたのだが、
終わってみれば、なんとかなった（笑）

では、
書き忘れで、ずいぶん抜けもあるけど、
２０１１年に読んだ本の集計を。

図書館で借り...</description>
<content:encoded><![CDATA[
今年は、かなりの時間を副業（会社員）に拘束され、<br />
古本ぺんぎん堂の仕事との両立や、<br />
読書時間の確保が危ぶまれたのだが、<br />
終わってみれば、なんとかなった（笑）<br />
<br />
では、<br />
書き忘れで、ずいぶん抜けもあるけど、<br />
<span style="font-size:medium;">２０１１年に読んだ本</span>の集計を。<br />
<br />
図書館で借りて読んだ本、<br />
自腹で新刊購入した本、<br />
自分の楽しみと店の仕入れを兼ねて買った古本、<br />
友だちに貸してもらった漫画、<br />
などなど、<br />
全部あわせて何冊読めたんだろう？<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">２０１１年図書館本（文庫・新書・単行本）・・・累計３８４冊<br />
２０１１年自腹（新刊）コミックス・・・累計１４１冊<br />
２０１１年自腹（新刊）文庫・新書・単行本・・・累計１０冊<br />
２０１１年読了コミックス（店の本）・・・累計６８５冊<br />
２０１１年読了本（店の本）・・・累計２２３冊<br />
２０１１年寸借本（コミックス）・・・・・累計６７冊</span><br />
<br />
おおざっぱに活字系の本と、漫画に分けると、<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>◆活字本・・・６１７冊<br />
◆漫画コミックス・・・８９３冊</strong></span><br />
<br />
という結果。<br />
全部あわせて<span style="font-size:medium;"><strong>約１５００冊</strong>。</span><br />
<br />
オレより、もっとたくさん読んでる人はいっぱいいると思うけど、<br />
古本ぺんぎん堂店主、<br />
９時から１８時まではコールセンターで働く会社員、<br />
家では、大量の食事作りと大量の洗濯物に追われる主婦、<br />
という三足わらじの生活にしては、<br />
結構、読めたんじゃないかと思う。<br />
<br />
来年は、是非とも<span style="font-size:medium;"><strong>２０００冊</strong></span>にのせたいものだ。<br />
<br />
お世話になった皆様、<br />
古本ぺんぎん堂をご利用いただいたお客様、<br />
このブログを読んでくださった皆様、<br />
良いお年をお迎えください。<br />
<br />
来年もどうぞよろしくお願いします。
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店のこと</dc:subject>
    <dc:date>2011-12-31T23:41:00+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  </item>

  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=870826">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=870826</link>
    <title>ぺんぺんのお小遣い帳＜１２月３０日＞</title>
    <description>自腹買記録は、前回で最後かと思ったけど、
別件で買い物に出たときに、
紀伊國屋さんに寄ることができて、今年最後の買い物。

＊ぺんぺんのお小遣い帳＊

「ぴんとこな（６）」嶋木 あこ（小学館Cheeseフラワーコミックス)４２０円
「ましろのおと（１〜４）以下...</description>
<content:encoded><![CDATA[
自腹買記録は、前回で最後かと思ったけど、<br />
別件で買い物に出たときに、<br />
紀伊國屋さんに寄ることができて、今年最後の買い物。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>＊ぺんぺんのお小遣い帳＊</strong></span><br />
<br />
<strong>「ぴんとこな（６）」嶋木 あこ</strong>（小学館Cheeseフラワーコミックス)４２０円<br />
<strong>「ましろのおと（１〜４）以下続刊」羅川真里茂</strong>（講談社ＫＣＧＭ）各４４０円<br />
<strong>「風光る（３１）」渡辺多恵子</strong>（Flowersフラワーコミックス）４２０円<br />
<br />
今回のピックアップは、<br />
<br />
<a href="images/masiro1.jpg" target="_blank"><img src="images/masiro1.jpg.300px.png" width="203" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#CC0066"><span style="font-size:medium;"><strong>『ましろのおと（１〜４）以下続刊』</strong>羅川真里茂<br />
（講談社ＫＣＧＭ）</span></span><br />
<br />
<span style="color:#CC0066">青森生まれ１６歳の<strong>澤村雪</strong>（さわむらせつ）は、<br />
幼い頃から祖父が弾く<span style="font-size:medium;">津軽三味線</span>の音を聞いて育った。<br />
師匠であり育ての親でもあった祖父・<strong>松吾郎</strong>が亡くなり、<br />
<span style="font-size:medium;">「ここには好きな音がなくなった」</span>と兄・<strong>若菜</strong>に言い残して、<br />
津軽三味線だけを背負い家を出た。<br />
<br />
売れないグラビアアイドル・<strong>ユナ</strong>に拾われ、<br />
東京で暮らすことになった雪は、<br />
様々な人々と出逢い、自らの音を探す旅を始める。<br />
<br />
離れて暮らす母親・<strong>梅子</strong>に家出がばれ、<br />
東京の<strong>梅園学園高校</strong>に転入させられた雪は、<br />
クラスメイトの<strong>前田朱利</strong>が<br />
<strong>「津軽三味線愛好会」</strong>を設立しようとしていることを知る。<br />
三味線のことは何も知らないのに愛好会を作りたいという朱利を<br />
理解できないでいた雪だが、<br />
ふいに彼女のケータイから流れてきた聞き覚えのある旋律に、<br />
衝撃を受ける。<br />
<br />
それは紛れもなく松吾郎が遺した<strong>即興曲「春暁」</strong>のフレーズだった！<br />
<br />
朱利は彼女の祖母がかつて少女時代に疎開先で聞いたという<br />
津軽三味線の曲の手がかりを掴み、<br />
痴呆が始まって記憶が途切れがちな祖母に聞かせたい、<br />
という一心で三味線を練習していたのだ。<br />
<br />
行きがかりで、「津軽三味線愛好会」に参加することになった雪。<br />
実業家として、資金もコネもある梅子が、<br />
父・松吾郎の才能が世に出なかった事を惜しみ、<br />
息子・雪の才能を世に出すべく創設した、<br />
<strong>津軽三味線甲子園「松吾郎杯」</strong>に、<br />
個人の部だけでなく、<br />
素人ばかりのメンバーを率いて団体の部でも出場することに？！<br />
<br />
アツい津軽三味線×青春ストーリー。</span><br />
<br />
<strong>羅川真里茂</strong>さんといえば、<br />
ぺん世代には、<br />
<strong>『赤ちゃんと僕』</strong>でお馴染みの漫画家さん。<br />
<br />
初の少年誌連載、初の白泉社以外の版元さんでの刊行は、<br />
なんと、津軽三味線のお話。<br />
<br />
いまブレイク中の<strong>部活漫画</strong>のひとつ、とも言えるけど、<br />
流行りにのっかったようなものではない。<br />
<br />
綿密な取材のもとに描かれる、<br />
しっかりしたストーリーと<br />
画面から音が飛びだしてきそうな、迫力の描画はさすが。<br />
<br />
津軽三味線自体にそれほど興味がなくても、<br />
音楽が好きな人なら、<br />
<span style="font-size:medium;">ぐわっしっ</span>と心を&#25681;まれてしまうこと間違いなし。<br />
<br />
<strong>◆２０１１年自腹（新刊）コミックス・・・現在１４１冊◆<br />
◆２０１１年自腹（新刊）文庫・新書・単行本・・・現在１０冊◆</strong>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>ぺんぺんのお小遣い帳</dc:subject>
    <dc:date>2011-12-30T23:56:19+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=870822">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=870822</link>
    <title>図書カード６年１組ぺんぺん＜１２月２９日＞</title>
    <description>１２月後半の図書館の貸し出し記録。
もう図書館が年末年始休館に入ってしまったから、
これが今年最後の図書カードカテの記事だよ。

＊図書カード６年１組ぺんぺん＊
 
「一刀斎夢録（上）」浅田次郎
「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉
「ぼくらのひみつ」...</description>
<content:encoded><![CDATA[
１２月後半の図書館の貸し出し記録。<br />
もう図書館が年末年始休館に入ってしまったから、<br />
これが<span style="font-size:medium;">今年最後の図書カード</span>カテの記事だよ。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>＊図書カード６年１組ぺんぺん＊</strong></span><br />
 <br />
<strong>「一刀斎夢録（上）」浅田次郎<br />
「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉<br />
「ぼくらのひみつ」藤谷治<br />
「ナ・バ・テア　None But Air」森博嗣（再読）<br />
「ダウン・ツ・ヘヴン　Down to Heaven」森博嗣<br />
「フラッタ・リンツ・ライフ　Flutter into Life」森博嗣<br />
「たぶらかし」安田依央<br />
「有言実行くらぶ」山下貴光<br />
「勝手に震えてろ」綿矢りさ</strong><br />
<br />
<span style="font-size:medium;">やっと、きたー！！</span><br />
<br />
<a href="images/nazotoki.jpg" target="_blank"><img src="images/nazotoki.jpg.300px.png" width="209" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="color:#009966"><span style="font-size:medium;"><strong>『謎解きはディナーのあとで』</strong>東川篤哉（小学館）</span></span><br />
<br />
話題作だから、一応目は通しておきたいな、と思ってたんだけど、<br />
さすがになかなか回ってこなかったのだ。<br />
<br />
あらすじは、意外に（というか、ある意味で、予想通り）シンプル。<br />
<br />
<span style="color:#009966"><strong>宝生麗子</strong>は、<br />
世界的な企業グループ<strong>『宝生グループ』</strong>の総帥の一人娘。<br />
一流大学を優秀な成績で卒業した正真正銘の<span style="font-size:medium;">「お嬢様」</span>である。<br />
名家令嬢の常として、学校を卒業したら花嫁修業、あるいは即お見合い、<br />
となるところを、<br />
<strong>「お堅い公務員」</strong>というあたりでどうにか折り合いをつけて、<br />
現在は、警視庁国立署の<strong>新米刑事</strong>。<br />
職場では、大富豪の令嬢であることを隠して、<br />
バーバリーのシンプルなパンツスーツを地味に着こなし、<br />
直属の上司である<strong>風祭警部</strong><br />
（『風祭モータース』創業者の御曹司。<br />
シルバーメタリックのジャガーで現場に駆け付け。<br />
麗子を「お嬢さん」扱いする成金男）<br />
の言動にイラつきながらも、日々、仕事に励んでいた。<br />
<br />
そんなある日、自宅でのディナーの席で、<br />
給仕をしていた、宝生家の<strong>執事（兼麗子専属運転手）影山</strong>に、<br />
未解決の殺人事件についてぽろっと話したところ、<br />
彼が口にしたのは、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「お嬢様はアホでいらっしゃいますか」</strong></span><br />
というひと言。<br />
<br />
激怒する麗子だが、影山の推理は、<br />
事件の矛盾を解決する明晰で非の打ち所もないものだった。<br />
<br />
以来、麗子は、難事件に出くわすたびに、<br />
不本意ながら、影山の意見を聞くことになる。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>令嬢刑事と安楽椅子執事探偵の連作ユーモアミステリー</strong></span>。</span><br />
<br />
オレは、ミステリに関しては、<br />
もはや、すれっからしの読者だもんで、<br />
正直、また、<strong>「ベストセラーに名作（はほとんど）なし」</strong><br />
のパターンかあ・・・と思いはしたんだけど、<br />
これは、仕事柄、バカみたいにたくさん本を読んでいて、<br />
<span style="font-size:medium;">比較対象が多すぎるがゆえの悲劇</span>のようなものである。<br />
わざわざ自腹で買うか、と言われたら、<br />
「ごめんなさい」なんだけど、<br />
上から目線で批評するつもりもないし、<br />
普通に面白かったよ。<br />
<br />
この本をおもしろいと思う人がいっぱいいるのもうなずける。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">「いいとこ、もってきたなあ」</span><br />
と思うもん。<br />
<br />
人気の出る作品というのは、<br />
やっぱり、キャラが立ってるし、<br />
何より、<strong>「わかりやすい」</strong>のだ。<br />
<br />
そして、<span style="font-size:medium;">魅力的なキャラクター</span>と、<br />
<span style="font-size:medium;"><strong>「いつものパターン」</strong>で読者を安心させる設定</span><br />
を創ること自体が実は難しい。<br />
<br />
作者が、<br />
ミステリーに馴染みのない女性読者向けの作品を書こうとしていたときに、<br />
<strong>「執事喫茶（カフェ）」</strong>の記事を読んだ、<br />
というのはある種の天啓だったんだろう。<br />
<br />
<span style="font-size:medium;">大富豪の令嬢でありながら、<br />
その境遇を隠して新米刑事として働く女性。<br />
抜群の推理力を持つ毒舌の有能執事。</span><br />
<strong>属性</strong>と<strong>ギャップ萌え</strong>を併せ持つキャラができた時点で、<br />
<span style="font-size:medium;">確変確定</span>みたいな（笑）<br />
<br />
<strong>執事モノ</strong>は、あたしも好きだ。<br />
<br />
<strong>カズオ・イシグロ</strong>の<strong>「日の名残り」</strong><br />
<strong>枢やな</strong>の<strong>「黒執事」</strong><br />
<strong>宮城理子</strong>の<strong>「メイちゃんの執事」</strong><br />
<strong>「デスノート（DEATH NOTE）」</strong>の<strong>ワタリ</strong>も、<br />
執事キャラに入れてもいいかも。<br />
あ、<strong>「ヘルシング」</strong>の<strong>ウォルター・C・ドルネーズ</strong><br />
<strong>茅田砂胡</strong>の『スカーレット・ウィザード』に登場する、<br />
クーア家の執事さんも素敵なんだよ。<br />
<br />
<strong>◆２０１１年図書館本・・・累計３８４冊◆</strong>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>図書カード6年1組ぺんぺん</dc:subject>
    <dc:date>2011-12-29T23:35:34+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.penguindou.com/?eid=870168">
    <link>http://blog.penguindou.com/?eid=870168</link>
    <title>店の本はオレの本（読書記録２０１１）＜１２月２６日＞</title>
    <description>先日忘れていた１１月分の新着本を紹介したから、
やっと１２月分をアップできるー。

＊古本ぺんぎん堂本日の新着（１２月分）＊

「一攫千金の夢」石川喬司・選／日本ペンクラブ編
「スキップ・ビート！＜１〜２９（以下続刊）＞」仲村佳樹
「REAL CLOTHES　リア...</description>
<content:encoded><![CDATA[
先日忘れていた１１月分の新着本を紹介したから、<br />
やっと１２月分をアップできるー。<br />
<br />
<span style="color:#33CCCC"><span style="font-size:medium;"><strong>＊古本ぺんぎん堂本日の新着（１２月分）＊</strong></span><br />
<br />
<strong>「一攫千金の夢」石川喬司・選／日本ペンクラブ編<br />
「スキップ・ビート！＜１〜２９（以下続刊）＞」仲村佳樹<br />
「REAL CLOTHES　リアル・クローズ＜全１３巻＞」槇村さとる<br />
「おおきく振りかぶって＜１〜１８巻（以下続刊）」ひぐちアサ<br />
「八人のいとこ」オルコット／村岡花子・訳<br />
「霊能力者　小田霧響子の嘘＜１〜６巻（以下続刊）＞」甲斐谷忍<br />
「青春白書＜全４巻＞」上原きみ子<br />
「上原きみ子自選集＜全５巻＞」上原きみ子<br />
「美味しんぼ＜１〜１０７巻（以下続刊）＞」作・雁屋哲／画・花咲アキラ<br />
「ミスター味っ子?＜１〜１１巻（以下続刊）＞」寺沢大介<br />
「そばもん ニッポン蕎麦行脚 ＜１〜７巻（以下続刊）＞」山本おさむ<br />
「味いちもんめ［独立編］＜１〜７巻（以下続刊＞」倉田よしみ／原案・あべ善太／シナリオ協力・福田幸江）<br />
「ＭＯＯＮ（ムーン）〜昴ソリチュードスタンディング（全９巻）＞曽田正人<br />
「放浪息子＜１〜１２（以下続刊）＞」志村貴子<br />
「ハチミツとクローバー＜全１０巻＞」羽海野チカ<br />
「Ｄ．Ｇｒａｙ−Ｍａｎ（ディー・グレイマン） ＜１〜２２巻（以下続刊）＞」星野桂<br />
「風光る＜１〜３１巻（以下続刊）＞」渡辺多恵子<br />
「草祭」恒川光太郎<br />
「大鷲の誓い＜デルフィニア戦記外伝＞（新書版）」茅田砂胡<br />
「レディ・ガンナーと虹色の羽」茅田砂胡<br />
「祝もものき事務所２」茅田砂胡<br />
「海馬　脳は疲れない」池谷裕二・糸井重里<br />
「豆炭とパソコン」糸井重里<br />
「とらちゃん的日常」中島らも<br />
「とりどりのとり」佐々木マキ<br />
「おおきなかぶ」ロシア民話／Ａ・トルストイ再話／内田莉莎子・訳／佐藤忠良・絵<br />
「おもいでエマノン」梶尾真治<br />
「かりそめエマノン」梶尾真治<br />
「スカイ・クロラ」森博嗣<br />
「四季　春・夏・秋冬（全４巻）」森博嗣<br />
「工学部・水柿助教授の日常」森博嗣          <br />
「ＺＯＫＵ」森博嗣          <br />
「奥様はネットワーカ　Wife at Network」森博嗣          <br />
「探偵伯爵と僕　His　name　is　Earl」森博嗣          <br />
「そして二人だけになった　Until Death Do Us Part」森博嗣          <br />
「目薬αで殺菌します Disinfectant α for the eyes」森博嗣          <br />
「ηなのに夢のよう　DREAMILY IN SPITE OF η 」森博嗣       <br />
「λに歯がない　λ　HAS　NO　TEETH 」森博嗣     <br />
「タカイ×タカイ」森博嗣  <br />
「キラレ×キラレ」森博嗣  <br />
「イナイ×イナイ」森博嗣          <br />
「森博嗣のミステリィ工作室」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜１＞」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜２＞１年のケーキ元旦に飽き」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜３＞日のないところに書け無理絶えず」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜４＞投げたらあかん！」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜４＞投げたらあかん！」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜５＞なんとなくクリスマス」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜６＞指揮者必衰のおことわり」森博嗣          <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜７＞山伏の品格」森博嗣         <br />
「MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）＜１３＞ウは宇宙のウ」森博嗣          <br />
「ポケットジョーク（２）男と女」植松黎・編 </strong> </span><br />
<br />
コミックスの既刊全巻に最新刊を追加したものと、<br />
セット待機中だった全巻セット、<br />
売り切れだった人気作の再入荷、<br />
店で紹介したかった店主の好きな作家さんの本、<br />
など、今回は盛りだくさん。<br />
<br />
取り上げたい本がいっぱいあるから、<br />
時間のあるときに、いくつかこのブログで書評も書くつもり。<br />
<br />
今日のピックアップは、<br />
<br />
<a href="images/morilog13.jpg" target="_blank"><img src="images/morilog13.jpg.300px.png" width="218" height="300" alt="" class="pict" /></a><br />
<span style="font-size:medium;"><strong>『MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）』</strong>森博嗣<br />
（メディアファクトリー／ダ・ヴィンチ ブックス）</span><br />
<br />
今回、<strong>森博嗣</strong>作品が、どかーんと出ているのは、<br />
友人が、<br />
「某BOに売るくらいなら、古本ぺんぎん堂で売って」<br />
と送ってくれたから。<br />
Ｍ谷さん、ありがとおお！<br />
<br />
森博嗣さんの本は、あたしも好きなんだけど、<br />
特に楽しかったのは、<br />
これまた大好きな<strong>羽海野チカ</strong>さんが、<br />
表紙イラストを手がけた、<br />
この<strong>『MORI LOG ACADEMY（モリログ・アカデミィ）』</strong><br />
<br />
ミステリィのみならず、絵本や鉄道模型の本など、<br />
多彩な創作活動で知られる森博嗣さんが、<br />
<strong>『WEBダ・ヴィンチ』</strong>に３年３ヵ月連載していた<br />
<strong>ブログ日記「MORI LOG ACADEMY」</strong>の文庫化。<br />
記事を小学校の学科別にカテゴリィ分けし、<br />
国語・算数・理科・社会・図工では、各学科に関連した雑学記事、<br />
ＨＲ（ホームルーム）では、<br />
日々の出来事や世事に関する雑感をまとめてある。<br />
<br />
ファンにとっては好きな作家さんの日常を知ることができる、<br />
うれしい本だし、<br />
読むこと、書くことに興味のある人にとっては<br />
作家の思考、発想、ネタ元を知ることのできる本。<br />
<br />
そして、羽海野チカさんのファンにもおすすめしたい本。<br />
表紙の愛らしいイラストだけでも必見だけど、<br />
日記の中に、森さんが羽海野さんのお宅訪問をした記事があったり、<br />
６巻巻末には特別対談もあり。<br />
<br />
<strong>◆２０１１年コミックス（店の本）・・・累計６８５冊◆<br />
◆２０１１年読了本（店の本）・・・累計２２３冊◆</strong>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>店の本はオレの本（読書記録２０１１）</dc:subject>
    <dc:date>2011-12-26T23:08:12+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ぺんぺん</dc:creator>
    <dc:rights>ぺんぺん</dc:rights>
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