ぺんの大阪ご近所ミシュラン<花くじら 歩店>
さてさて。
先週の木曜日までは、元気だったぺん吉。
15日は、今年初のライブ参戦。
グランキューブ大阪での
シカオちゃんのアルバムツアーに備え、
早めに福島に到着。
中之島駅でもよかったんだけど、
あの界隈は飲食店が少ないからね。

7月は学校行事のため、別の日に休みを取ってしまい、
翌日はバイト休めず。
やむをえず、今回は先に食事にしてから、会場に向かうことに。
ほんとは、ライブ後のビールが最高なのになー(笑)

福島、新福島界隈は、たくさん飲食店があるから、
どっか開いてるだろう、と思ったが、
さすがにちょっと時間が早すぎた。
まだ、16時だよ(笑)
ほとんどの店が、14時頃までがランチ営業、
夕方の部は17時から、というところが多い。
飲み屋さんも、17時〜18時くらいから、営業開始。
困った。

美味しそうな店を探しながら、うろうろとさすらっていると、
なんだかんだで30分くらい経って・・・
ふと目の前の店に灯りがともった。

『花くじら』の看板。
おおっ!
ここは前から行きたかった店。
大阪では有名なおでん屋さんだ。
よかった、16時半開店なんだ!

屋台の風情の残る本店もいいなと思ったけど、
とにかく暑いから、しっかり冷房の効きそうな、
すぐそばの歩店に。

カウンターに通され、
まずは、生ビール
ジョッキが、がちんこに凍らせてあって、冷え冷えで、

(゚Д゚)ウマー!

メニューは少なめ。

黒板のツマミ系と、
各席に置いてある、おでんメニューだけのようだ。
「おでんで一杯やる」という直球勝負なのだな(笑)

酒のあてに、
店の名前でもある

「花くじら」(300円)を。

実は、頼んだ時点では正体不明であった(笑)
なーんだ!オバケかあ。
「さらしくじら」とも言う、
鯨の尾の皮を茹でてさらして冷やしたもの。
酢味噌で食べる。
くにゅくにゅの食感が楽しい。


「くじらベーコン」(300円)
も懐かしい。
独特の臭みがあるけど、おろし生姜と
一緒に醤油で食べると、ビールに合うのだ。

「沖漬け」(200円)
は、イカを醤油に漬けこんだもの。塩辛みたいな感じ。
これまた、お酒がすすむ味。

さー。
おでんだ、おでん

注文した、おでん種・・・

大根
玉子×2
じゃがいも
牛スジ
厚揚げ
ひろうす
ごぼてん
チーズロールキャベツ
ねぎ袋×2
UFO
たこ
ゆば

竹の子
餅きんちゃく


結構、食べたな(笑)
もちろん、全部一人で食べたわけじゃなく、
いろいろ味見したくて、ツレと半分こしたんだが。

いくつか紹介しておこう。


これはUFO
魚のすり身と豆腐を混ぜた、ふわふわの練り物。

竹の子は結構大きいので、
一口大に切ってくれてあって、
おでんで竹の子って、初めてだったけど、
しゃきしゃき、こりこりして、
なかなか良いものだ。

たこは、
注文が通ってから、出汁でさっと煮ただけなのに、
しっかり味がついてるのが不思議。
歯ごたえがたまらん。

ひろうす(がんもどき)もデカい。
しいたけがいっぱい入ってる。


あたしが気に入ったのは、
ゆば(湯葉)。
ゆば自体も美味しいが、
出汁を楽しめるからだ。

えーと、この店では、最初に注文したものを載せた大皿が、
MY皿となり、追加注文のたびに、
そこに新しい具を足してくれる方式。
(これなら繁盛店でも下げ物、洗い物が少なくて済むからか?)
問題は、世にも旨し、このおでんの出汁を、
余すところなく飲み干したいのだが、
お皿が大きすぎて、これを持ち上げて、
口をつけて汁を飲む、というのは、
女子的には、かなり難しいし、恥ずかしい。
おじさんでさえ、やってないのだ。

皿の上の、おでん種を食べ、次のを注文すると、
店員さんが、皿の上に残った冷めた汁を流しに捨て、
新しい具と出汁を入れてくれる。
しかし、そのたびに、
「出汁もったいないー!飲みたいー!」
未練がましい視線で見つめてしまう(笑)

ところが、ゆばは、別の小皿で出てくるから、
出汁を飲めるのである。
思ったとおり、めちゃくちゃ旨い(笑)
出汁を飲みたい人は、ゆばを頼むべし。

季節ものは、鱧(はも)
夏メニューだ。
冬場は、牡蠣や、海老芋、はりはり(水菜)なんかもあるらしい。
骨切りした鱧を一口大に切ったものを、
おでん鍋で、さっと炊いたやつ。
一人前3切れくらいだっけ?
これまた出汁と共に小皿で供される。

ほとんどの人が注文する、店の人気メニューは、
ねぎ袋
開いた薄揚げの中に、刻んだねぎをぎゅうぎゅうに詰め込んだもの。
生姜もたっぷり入っていて、
甘めの出汁と、ねぎ・生姜の辛味が、口の中で合わさって、うまうま。
汗が出て、1個食べれば、風邪なんか吹き飛びそうな感じ。

もうひとつの人気メニューらしいのが、
春菊
出汁で、しゃぶしゃぶした菊菜に、
とろろ(すりおろした山芋)がかかって出てくるようだ。
この日は、春菊の入荷がなく、
「今日はないんですよ。すみません」
と店員さんが謝るたびに、
注文したお客さんが、かなり、しょんぼりしていた。
あたしも食べたかったぞな。

さて。
気になるお値段だが、
2杯ずつドリンク飲んで、これだけ食べて、
二人で5100円。
安っ!!

実は前半は、半分も食べてなかったの。
お品書きに、値段が書いてないから、不安で(笑)
おでんなんて、そう高いものでもないと思われる方も多いと思うが、
昔、道頓堀の某・た○梅で、
1杯ずつしか飲んでないのに、二人で1万円も取られた苦い過去が。
今でこそ、明朗会計になってるみたいだが、
昔は寿司屋みたいに時価で、
しかも老獪なおばはんは、一見さんからはボるのだった。

値段が書いていない、というのは怖い(笑)
しかし、訊いていいものか悩みつつ、
控えめに控えめに食べていると、
いつのまにか混み出した店内で、
カウンターの近くの席に座った、おっちゃんが、
「値段書いてへんけど、おでん、なんぼ(いくら)?」
ストレートの剛速球を投げてくれたのであった。

上の写真のお品書きの、
「かいわれ」までが100円
「ウインナー」までが200円
それ以外は300円とのこと。(たぶん)

おっちゃん、ナイスピッチング。
聴いた途端に、
怒涛のように追加注文をする、ぺん吉(笑)

値段から、わかるように、
材料は、決して高級素材ではない。
あたしの席からは、カウンター内の調理の様子が、
よく見えたんだけど、
はんぺんは紀文のはんぺんだし、
他の材料も、普通にスーパーで売ってるようなものだった。
でも、あの出汁で煮るだけで、
それが、とびきり、旨いのだ。
あの味は家では真似できない。
いろんな素材の旨味が、出汁ににじみだして、
超強力なエキスとなっているのであろう。

お腹がいっぱいになり、
しかもホロ酔いで、
もう、ライブに行くのさえ、
忘れて帰りそうになるくらい、満足。
また、行きたい。

『花くじら』 歩店
大阪府大阪市福島区福島2-7-4
06-6452-5547
16:30〜23:00
日・祝休

| ぺんの大阪ご近所ミシュラン | 09:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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