ぺんぺんのお小遣い帳<7月9日>
ではでは、
今週分のお小遣い帳。

緊縮財政なので、数は少なめ。

*ぺんぺんのお小遣い帳*

「バンビ〜ノ! SECONDO(4)」せきやてつじ(小学館ビッグコミックス)540円
「らーめん才遊記(2)」作・久部緑郎/画・河合単(小学館ビッグコミックス)540円

我ながら、相変わらず、
「食」に関する本が好きだなあ、
と思う。

本の中でも美味しい食べ物を見たり、
食材や調理法のあれこれを知ったり、
レシピを見て、何かを作ろうと思ったりするのは、
とても楽しい。
そして、料理に情熱を注ぐ人びとにも、
胸が熱くなるぞな。


『バンビ〜ノ! SECONDO』
は、
いったん15巻で第一部完となった、
『バンビ〜ノ!』の続編。

主人公のバンビ(伴省吾)が入店した
六本木のイタリアンレストラン、
「トラットリア・バッカナーレ」の二号店である、
「横浜・元町レガーレ」がついに開店。
桑原がシェフとなり、パスタ場チーフに任命されたバンビだが、
本店との立地・客層の違い、評論家の酷評で、
店は早々に不振になり、
料理に腕をふるう以前の経営の問題に直面する。

この4巻では、横浜で有名な伝説のサービスマンの手を借りるために、
奔走するバンビ。
勢いがあって、毎回めちゃくちゃ続きが気になる漫画である。

『らーめん才遊記』は、
古本ぺんぎん堂にも、全巻セットで出品中の、
『ラーメン発見伝』と、同じ原作・作画コンビによる、
スピンオフ作品。

『ラーメン発見伝』では、
昼は、食品関係商社ダイユウ商事の落ちこぼれサラリーマン、
夜にはこっそりラーメン屋台を引きながら、自分の味を創り出し、
いつか開業する日を夢見ている青年・藤本浩平が、
副業禁止の社内で、たった一人彼の秘密を知っている
ラーメンマニアの同僚OL・佐倉祥子とともに、
社内のラーメン関連事業に抜擢され、
ラーメン店、自然食レストラン、ラーメンテーマパーク
などの事業開発に携わるうち、
ラーメン評論家、フード・コーディネーター、
各地のラーメン店店主など、ラーメンに関わる人々と知り合い、
大好きなラーメンを改めて知り、
日々新しい発見をする様子が描かれていた。

単なる食べ歩きや店紹介、
料理バトル漫画ではなく、
仕事としてのラーメン屋、
外食産業ビジネスとしてのラーメン
という一面に焦点を当て、
「美味しいラーメン」を作ることと、
それをひとつの仕事として成功させることを主人公に課したリアリティが、
あたしの好きな「お仕事系漫画」としても、
秀逸であった。


『らーめん才遊記』
では、
『ラーメン発見伝』の名脇役、
「ハゲ」「ハゲおやじ」こと、
ラーメン界のカリスマ、
「らあめん清流房」店主、
芹沢達也
メインキャラとして登場。

芹沢の経営するフード・コンサルティング会社「清流企画」
とんでもない新人が現れた!?

入社試験にやってきた汐見ゆとりは、
会社の1階にあるアンテナショップ「麺屋せりざわ」で、
芹沢の作ったラーメンを「いまいち」とのたまった若い女の子。
半年前に生まれて初めて食べたラーメンに感動した、
という風変わりな彼女は、
有名な料理研究家・汐見ようこの娘で、
小さい頃から料理の英才教育を受け、
一切のジャンクフードから遠ざけられて育ったのだという。
しかし、ラーメンの「わくわく」
どうしようもなく惹かれ、
ラーメンの仕事をしたいがために、芹沢のもとにやってきたのだ。
芹沢に入社を認めさせ、反対する母をも納得させるための、
入社試験とは・・・?

ちょっと変わった新ヒロインとハゲオヤジのコンビは、
ラーメン店のコンサルティングによって、
どんな「食とビジネス」の世界を見せてくれるのか。
これまた、楽しみ。

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