ぺんぎんCINEMA<Pの悲劇>
こんにちは♪

バキューン
ボガーン
ピー
ブー
な、ぺんです。

えーと、
今日は、
自主規制音
かぶせ音
ピー音
伏せ音
モザイク音

などと呼ばれるものお話を。

ここまで読んで、

「ぺんさん、昨日、『デトロイト・メタル・シティ』観たな・・・」

と思った人。

そんなことは・・・

ある!(笑)

劇場まで観に行った、この映画だけど、
ついついTVでも観てしまった(笑)

(内容、感想については、
過去記事
ぺんぎんCINEMA<デトロイト・メタル・シティ>
を参照のこと)

面白い、つーか興味深かったよ、いろんな意味で。

こんなに、
自主規制音
放送禁止用語を消すために、かぶせられる
ピー、などの音声)
が、大量に入った映画は初めて観た(笑)

あたしは一度観てるから、
だいたい何を言ってるかわかったけど、
初めて観た人は、
あの自主規制音の洪水の中で、
台詞の意味がわかったんだろうか?(笑)

劇場やDVDで見損ねた映画を
テレビで観られる、
というのは、多くの人にとっては、多分うれしいことだが、
テレビでの映画放映には、
実は、ものすごく
規制(たぶん自主的な)
があるということがわかった。

この映画・・・
R指定でもなんでもないんですよ!?
(映画を見ることが出来る年齢制限規定の一種。
現在はPG12、R15+、R18+に分類されている。
性・暴力・残酷・麻薬などの過剰な描写や、
放送禁止用語を使った作品などが対象となる)

もちろん、原作(漫画)が、
もう、破壊的に地獄的に下品なので(笑)
当初、脚本を映倫に出したときは、R18(18禁)だと
言われたらしい。

映画評で、あたしが感心してたように、
暴言、不適切発言、放送禁止用語だらけの原作を、
ストーリーの面白さを損なわないようにしながら、
微妙なさじ加減で毒を薄め、
ふつーに笑って楽しめる青春音楽映画にまで仕上げた作品で、
プロデューサーや関係者が、
「できればR指定がつかないようにして、
中高生に見てもらいたい」

と、
協議を重ねながら、セリフを変えたり、
青年が成長していくというテーマを説明することで、
少しずつ前進させて、ついに指定なし(G)を勝ち取ったのだ。

この映画の大事なところは、
この「下品さ」なんである。

田舎の農家の長男で、
渋谷系ポップミュージックに憧れる純朴な好青年・根岸くんが、
イヤイヤ、悪魔系デスメタルバンドのヴォーカルを務めることになり、
本人の「こんなバンド、やりたくないっ!!」という思いと裏腹に、
カリスマ「ヨハネ・クラウザーII世」として、
人気を博してゆく悲喜劇を綴った爆笑ムービー。

家族や好きな女の子に内緒にしているために起きる、
二重生活のドタバタや、
根岸くん本来の趣味嗜好、性格と、
クラウザーさんのときの言動とのギャップが、
キモなわけで、
そこを強調するために、デスメタル関係の描写は、
これでもか!というくらい、下品なのだ。

それを、なんとか「指定なし」で、
子どもも観られる映画にまでしたのに、
吟味され、工夫された台詞の数々が、
ほとんど、「ピー」だからなあ・・・。

なんだか、気の毒であった。
すでに映画館で普通に上映された映画の台詞を、
あそこまで、伏せないといけない、
テレビの基準って、いったい・・・?!

まあ、それがテレビなんだろうねー。
内容をわかった上で、自ら選んで観に行く映画と違い、
テレビは「なんとなく」観る人が多い。
だから、偶然目にした映像、聞いた言葉が、
「その人」の基準で、
「不適切」「けしからん!」
と思えば、文句を言う人が出てくる。
局のイメージや、スポンサーさんの問題などがあるから、
とにかく「問題が起こらないように」「苦情が出ないように」
と、なんでもかんでも自主規制する。

「ノーカット」を謳った一部の番組以外は、
ほとんどの映画は、
尺(長さ)の問題と、
(CM入れないといけないから、
2時間枠でも、実際の放映時間はもっと短い)
こうした自主規制のせいで、
かなり切られている。

初めて観る人にはわからないかもしれないけど、
エロいシーンや、グロいシーンは、
かなりカットされてることが多い。
「そこ切ったらまずいだろ!?」
というシーンまで、ざくざく切られている。

映画を作ってる人にとっては、
無駄なシーンなど一つもないはずだ。
必然性があるから、そういう場面があるのだ。
ただ、
「子どもが観るには、露出多すぎ」
とか
「ちょっと血吹きすぎてるよね−」
で、
勝手にあちこち切るのって、どうよ?

「お茶の間の平和」は確かに大事だが(笑)
映画というものの、娯楽性や芸術性よりも、
それが優先されるのは、ちょっと変だねー。

映画監督が自分の作品をテレビで観たら、
たぶん激怒するだろうなあ・・・(汗)

やっぱり、映画は、テレビで観るものじゃないなー、
と実感してしまった。
(もちろん、CSなどの有料放送やコマーシャルのないものは別)

さて。
昨日の、『デトロイト・メタル・シティ』
あまりにも自主規制音が多いためか、
全部
「ピー」
では、芸がないと思ったのか、
「にゃー」だの「ずぎゅうん」だの
「どかーん」だの「がおおー」だの、
様々な効果音が使われていた。

ほー。
いろんな音があるなー。

・・・って、

工夫のしどころ、そこか!?(笑)

| ぺんぎんCINEMA | 17:53 | comments(4) | trackbacks(0) |
コメント
2010/01/25 12:20 AM
専属のコメンテーターかっ、ワイドスクランブルのなかにし礼かっ(汗)

ピー遊技で、負け額がバキューンKなので、
ブー掲示板に書き込みする元気がなく、
ぺんぎん堂さんにお邪魔してる次第であります(笑)
関口君が京極堂を訪れるように(笑)


<Pの悲劇>うまいなあ♪
昨日、自分もTV観ましたが、
初めから自主規制音だったわけではないんですね(苦笑)
レンタルして観てみます 
松雪かなり好きになりました(笑)
Posted by: カフェ○玉
2010/01/25 8:13 AM
○ちゃん。

ありがと。
是非、レギュラー出演をお願いします(笑)

なんだか、悲哀を誘う伏せだな(笑)
古本ぺんぎん堂は、
いろんなネタを肴に、うだうだと語る、
ゆるい場所。
そして、なんとなく、あきれたり感心したり、目の離せない友人を、
ついのぞきにきてしまう場所?(笑)
らしいので、
京極堂ともどもご愛顧を(笑)

松雪・・・体当たりですねー。
あれ?○ちゃん、女王様系好きだっけ?
Mか?(笑)
Posted by: ぺんぺん
2010/01/25 10:37 PM
ぺんさんの文章力
(端的なんだけど、正確で、
 言いたい事はしっかり伝わってくるし、しかもユーモアがある)
には、いつも感心しています♪

自分が書くといつも「ああ言いたい」「こう伝えたい」と思っていても、
なかなか文章にできず、しばらく考えているうちに「まあ、いいか」と
送信未遂が多々あります(笑)

そして、自分はSなのか?Mなのか?・・・・・
う〜〜〜〜ん、また悩んで送信未遂になりそうですが(笑)
やっぱり、Mかなあと(爆)
何事も受け手の方が、楽ですよね 
・・・やばい、村上龍みたいになってきた(笑)

(送信)
Posted by: カフェ○玉
2010/01/26 8:32 AM
あたしも、自分の力では、
書ききれないネタはよくあるし、
途中でお蔵入りになったやつ、いっぱいあるよ(笑)

人の判断基準は様々だし、
何を面白いと思うかも、意見もみんな違う。
たまにはウケを狙うこともあるけど、
基本的には、書きたいことを好きなように、
でいいと思ってる。
上手く書こうとは、あんまり思ったことないなー(笑)

どんなに熟考して書いても、
想いを込めて書いても、
伝わらなかったり、意図したこととは違う風に取られてしまうこともある。
でも、顔も知らない誰かが、どこかで、
笑ってくれたり、
ほんの少し共感してくれたり、
はげまされたような気持ちになってくれたら、
それだけでいい。
○ちゃんのように、
「ああ、ちゃんと書いたとおりに読んでくれてる」
と感じる人もいるわけだから。

・・・あはは。M暴露だー(笑)
たぶん、そうだと思うよ、○ちゃんは(笑)
でも、あんまり、楽ばかりしちゃいかん!
頑張れ♪(ナニを?!)

けどさー、相手次第という部分はあるよね。
あたしも長年、自分は、どMだと確信してたんだけど、
(漫画や本読んでて感情移入するのが、
攻め、じゃなく、受けの方だから。笑)
この頃、お姉さまで女王様になりつつあるかも。
Posted by: ぺんぺん









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