ぺんぎんは日々悩んでいる。
ささいな事柄で、結構真剣に悩んでいる。
たとえば、そのー・・・・
カテゴライズ問題とか?(笑)
カテゴライズや
ジャンル分け、
なんて、あくまでも、
便宜上のものだ。
名前をつけて、分類することで、
なんとなく、
わかった気になったり、
多少、
便利なだけで、
どんな名前で呼ばれようと、
勝手に何かに分類されようと、
ソレは
ソレとして、存在していて、
物事の本質が変わるわけじゃない。
「ただ、そこにあるもの」
として、
もやーん
とした
グレーゾーンの中で、
その存在を丸ごと、
曖昧なまま、受け止めて、
自分にとって、
大切なものかどうか、
必要なものかどうか、
良いものか悪いものか、
好きか嫌いか、
さえ判断がつけば、
生きてくのに困ることはない。
言葉で物事をつかまえるのは難しい。
いまだに、
ハード・ロックと
ヘヴィ・メタルの違い、
や
パンクと
ロックの違い、
だって、
言葉で上手く説明できない(笑)
わかんなくても、
「この曲が好きー♪」
っていう気持ちは変わらないなら、
それでいい、と思っている。
しかし、
そんな、ぺんさんに、
仕事は、容赦なく、カテゴライズを迫るのだよ(汗)
今週も、たくさん
新着本を出品してたんだけど、
本の登録をするときは、
システム上、必ず、
どこかのカテゴリーに入れないといけない。
また、
一つの商品を同時に、複数のカテゴリーに入れることはできない。
(あ、コピーしてもうひとつ商品を作れば、
できるにはできるんだが、
一点しかない商品にふたつの情報を作ると、
在庫管理がぐちゃぐちゃになって、
トラブルの原因になるからしないのだ)
でもさー、
ふたつのジャンルの境界線上に位置するもの、
や、
明らかに、
複数のジャンルにまたがってるもの、
だってあるじゃん。
毎度毎度、
「この本はどこに・・・」
って考えてるわけだ(笑)
でも、分けられないものもいっぱいある。
非常手段として、
「その他」
というのを作ったり、
「作家名」
で1カテ作っちゃったりするわけだが(笑)
それでしのげない場合もある。
今日は、
料理漫画のことで悩んでいた。
コミックスは、
判型(大きさ)と、
セットかバラか、
で分けてるけど、
(よくある、少女コミック、少年コミックというくくりも、
開店当初は考えたけど、
これまた、単純に分けられない要素もあって、
いまは使ってない)
内容が、あきらかに料理漫画だったら、
「食に関する本」
の方に入れた方がいいんじゃないか、
とか。
あと、
「飲食」っていう言葉があるけど、
「食べる」
と
「酒を呑む」
は、
一緒くたにしていいのか!?
とか。
というわけで、
気まぐれに、
店内で、
「ゲルマン人の大移動」
が起こっています(笑)
「食に関する本」
というカテゴリーを
「食べ物とお酒の本」
と改名して、
今まで、「文庫(その他)」
に入れてた、
酒に関するアンソロジーや対談集を、移してみたり、
料理漫画を、
ごっそり移してみたり。
また、しばらくしたら、
民族の移動が始まるかもしれない(笑)
一部のカテゴリーで併用している、
出版社別分類も、
本を探し慣れてる人には、便利かも、と思ったりもするし。
なんとか、1冊でも多くの本を、
お客さまの目に触れるようにしてやりたいなー。
そう。
古本ぺんぎん堂では、
カテゴリーやジャンルは、
お客様のためだけにあるのだ。
あたしは、店の本をほとんど読んでるわけだし、
自分で全部、分類して保管してるから、
どこに何があるかわかってるので、
カテゴリーやジャンルがなくても、
なーんも困らない(笑)
3千点以上にもなってしまった本の中から、
「どんな風に分けたら、
お探しの本が、スムースに見つかるだろう」
「お目当ての決まってない人に、
どんな陳列でお見せしたら、食指が動くだろう」
って、それを考えるから、悩むのだ(笑)
でも、まあ、
メビウスの輪のように、
同じところをぐるぐる回って、
出口のない、
人生における種々の悩みに較べたら、
あれこれ考えて、
いろいろ試して、
ダメなら、何度でもやり直せることだから、
なんとも、贅沢でしあわせな悩みだ。
ちなみに、今日のお題は、
カテゴリーつながりで、
みうらじゅんの写真集。
といっても、みうらさんが、
グラビアアイドルのように、
水着でポーズをつけたり、脱いだりしているわけではない。
(想像したら、ちょっと怖いな。笑)
『アイノカテゴリー』みうらじゅん(ぴあ)
マイブーム、ボク宝、いやげモノ、仏像展、スライドショー・・・
と、おバカなムーブメントを仕掛け続けてきたみうらじゅんが、
過去15年間に渡って撮り続けてきた
約4万枚のバカ写真の中から、厳選し編集した、
「アイ」の集大成。
こういう
「とほほ感」のある写真は大好きだ。
宝島社の
「VOW」とか。